FX投資
FX レバレッジ 倍率 規制 いつから 25倍 10倍

少ない資金であたかも大金を手にしたかのように投資ができるのが レバレッジ

日本でのFX取引は1998年に始まりました。当初はレバレッジも数百倍が普通であり、現在とは隔世の感があります。

日本のFXの歴史は常に規制との戦いとなり、レバレッジの倍率規制もついに 10倍規制 になろうとしているのです。

日本のFX取引のスタート

1998に外為法の改正によって、為銀主義が撤廃。そうなったことで民間企業でも自由に外国為替取引ができることとなりました。

日本では、現在のひまわり証券が、外国為替証拠金取引を日本で初めて導入しました。

最初は300万円必要だった

今では考えられないことですが、FX取引の入金には300万円が必要でした。つまり、300万円の入金がないとFX取引をすることができなかったのです。

98年当時、すでにインターネットは普及していましたが、インターネット取引はなく、全て電話での取引となっていたのです。ちなみに当時の最低通貨単位は10万円でした。

悪徳業者が蔓延した…

FX取引は個人投資家が行うものですが、実際に取引を扱うのは FX取引業者 です。

それが日本ではひまわり証券が最初だったのですが、個人投資家の増加に伴い、多くのFX取引業者も誕生。そうすることでFX業界は急成長していったのです。

しかし、急成長の裏には問題も多発してきます。FX業界が急成長する陰で法整備が追いつかず、悪徳業者をのさばらせることになったのです。

どんな悪徳業者がいた?

多くの取引業者はまっとうなFX業界取引を行っていましたが、一部の取引業者は、以下のような処理を行っていたのです。

・自社内の経費管理ができず、会社経費を顧客から預かった投資資金から支払っていた。
・顧客からの注文をカバー先に流さず自社で処理をしていた。
・顧客からの出金依頼に応じず、ある程度溜まったら逃げる(夜逃げする)。

以上のようなことが行われていたのです。

特に資金の持ち逃げは大きなニュースとなりFX取引の信用をおとしめ、危険な金融商品というレッテルが貼られてしまったのです。

FX取引の規制の始まり

のざらしというわけではありませんでしたが、法の網をかいくぐるような悪徳業者の横行に金融庁も対策に乗り出しました。それが2005年の 金融先物取引法 の改正です。

新規参入FX業者の登録制

それまでは誰でも自由にFX取引業を営むことができました。ここに悪徳業者が蔓延する温床があったのです。

そこで、新規参入するFX取引業者の審査登録を行うことによって、資本や人的構成のしっかりしたFX取引業者しか参入できないようにしたのです。

不招請勧誘の禁止

不招請勧誘(ふしょうせいかんゆう)は、顧客の同意を得ないで勧誘行為を行うことです。

無理な勧誘をしないということですが、これを明記することによって、これまで以上に悪質なFX取引業者を取り締まることができるようになったのです。

適合性の原則

投資に適した人に取引を勧めるということです。裏を返せば、投資に適さない人(投資経験のない未成年者や高齢者)にFX業界取引を勧めてはいけないということです。

自己資本規制

FX取引業者に対して、一定以上の資本を持つように定められたものです。FX取引業者は多くのお金を預かって取引業務を行います。

経営が仮に破綻すると顧客(投資家)に多大な被害が及ぶ可能性があります。そのリスクを避けるために、一定以上の資本を持つように定められているのです。

自己資本比率は、自己資本から固定的な資本を除いた額を想定されるリスク額(預かった金額)で割って計算します。この比率が高いほどFX業界取引業者の経営は健全であるといえるのです。

この自己資本比率が140%を切った場合、金融庁への届け出が必要になり、100%を切ると業務停止命令が発せられます

外務員登録制

FX取引を勧誘する営業マン(外務員)は誰でも自由に行うことができました。

しかし、法改正によって、外務員を登録制にして、登録者以外の営業行為を禁止しています。

外務員登録を得るには試験に合格する必要があるので、一定の知識が必要となっているのです。

レバレッジの倍率の変遷

2009年の内閣府令改正によって、FX取引業者の資産と顧客(投資家)の資産は完全に分別されることとなりました。それによってFX取引業者が破綻しても顧客の資産は守られるようになったのです。

もちろん、取引による損失を補償するものではありません。

レバレッジを50倍に

2010年8月にレバレッジの倍率規制が起こりました。それまでは、レバレッジの倍率は、顧客が自由に決めることができていたのです。

そのため、400倍、500倍といった今では信じられないような倍率での取引が可能だったのです。それが、この年に レバレッジの倍率が50倍までと規制されました

それは、以下の理由によるものです。

・顧客(投資家)の保護
・FX取引会社のリスク管理
・過当投資の防止

50倍という数字が、それまでの数百倍での取引が可能だったことを考えると、かなり低い倍率になったと考えがちですが、それでも100万円の投資資金があれば、最大で5,000万円分の取引ができるということです。

レバレッジを25倍に

2011年8月にレバレッジが25倍に規制されることとなりました(これが現在まで続いています)。それでも、100万円の投資資金があれば、2,500万円までの取引が可能です。

レバレッジの倍率はいつから10倍に?

2017年に一度、来年(2018年)にレバレッジ倍率規制を10倍にするというアナウンスがありました。

しかし、2018年になるとそれが延期となりました。そのときは「然るべき時期」ということになり、規制時期の明言を避けたのです。

どうして10倍に?

レバレッジ倍率の10倍規制の真意は、 顧客の資産の保護 です。

近年外国為替相場が不安定化傾向にあるので、急変動したときの、顧客(投資家)やFX取引業者の想定される損失をできるだけ減らすことが目的なのです。

レバレッジが10倍になるとどうなる?

過剰な規制は、リスクを知りつつもハイリターンを求める投資家が、 海外FX取引業者を利用しての取引を助長する懸念 があります。

言うなれば 日本資産の海外流出が加速する のです。

これは、これまで25倍のレバレッジで高収益をあげていた投資家にとっては当然の行動でしょう。そのため国内のFX取引業者の死活問題にもなりかねないのです。

また、顧客の減少は避けられず、取引額総額が減少することになるでしょう。

来たるべき10倍に備えて

時期が明確になってからでいいのですが、然るべきときに損益を確定させて投資資金を取り出すことを考えたほうがいいでしょう。

また、為替のぶれによるリスクを避けるために証拠金を追加して体力アップを図ることも必要です。

10倍になるのは必然なので、今からレバレッジ10倍の取引に慣れておく必要があります。

まとめ

レバレッジはてこの原理に例えられることが多く、少ない資金で大きな資金を持ったかのように取引ができます。しかし、元々の力が小さいので、少しのぶれで大きな損失を出してしまうのです。

レバレッジの規制は日本ではかなり厳しく、外国のFX取引ではレバレッジ規制が緩い(というよりも規制がない)ので、400倍から2,000倍のレバレッジを効かせての取引が可能です。

高レバレッジを求めるのでしたら、外国のFX取引業者と取引をしたらいいのですが、ハイリスクであることは間違いないので注意が必要です。

それでも、レバレッジの倍率規制が10倍になると活躍の場を日本から海外FX取引市場の求める投資家も増えていくことは間違いないでしょう。

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