FXスワップポイントでどうやって勝つ?テクニックと最新の業者比較まとめ

FX 業者の現状

銀行系業者

FX は文字通り為替取引のことです。為替取引は従来、銀行が率先して行なってきた業務のひとつです。 ただ、ここでいう FX取引とは、個人が為替の売買を行い利益を得る方法 です。ネット銀行が登場してから、その使いやすさも相まって、FX 取引のニーズは拡大してきました。

その先駆けとなったのが「楽天銀行」。 そして「 ジャパンネット銀行」「ソニー銀行」なども FX 取引に参加して、 FX 取引が一般人にも広く浸透しました。また「新生銀行」と言った対面営業を主力とする銀行もこの分野に積極的に参入しています。

ただし、 投資家に人気があるのは、「楽天銀行」といった知名度があるネット銀行が優位に働いてるようです。

銀行系のFX スワップポイントを始めるにあたって知名度や取引規模を考えれば、「楽天銀行」が特に安心できるような感じといえそうです。

証券会社系業者

FX スワップポイントの取引業者として銀行に対峙するのが証券会社 です。 証券会社といえば株取引での実績がとても豊富です 。しかしここ最近は、 FX 取引も盛んに行なっているようです。株式売買の実績が為替取引でも 生かされてるようで、投資家からの信頼はとてもあついです。

証券会社系の取引業者としては、「野村證券」「大和証券」「松井証券」などが参入しています。「野村證券」や「大和証券」は一流の金融機関として知られ、初心者がスワップポイントを始めるにあたっては、とても安心感がえられると思います。

「松井証券」はネット証券の老舗金融機関として実績を積み重ねてきました。おそらく多くの投資家がネットを通してスワップポイントをしている現状を考えれば、「松井証券」での取引は有力な選択肢になるのではないでしょうか。

「野村證券」や「大和証券」は、一流の金融機関なので、取引も安心。また、「松井証券」はネット証券の老舗金融機関なので、ネットを通してスワップポイントを行うことから考えるとおすすめです。

独立系 FX 業者

スワップポイント 取引において取引が盛んなのが独立系の FX 業者 です。銀行系や証券会社との違いは、独自のスタンスを取る業者が多いように感じます。独立系の業者が人気を集める理由としては、敷居の高さが低いことが挙げられます。

具体的には、スワップポイントを始めるにあたって、手続きの煩雑さを指摘する声がきこえてきます。実はさほど難しい手続きではないのですが、イメージとして何か難しい手続きをしなければならないとの思い込みがあるようです。

そのイメージから FX 取引を始めやすい独立系の業者を利用する方が多くなっています。ネットから簡単に申し込めるところが好感度上げています。独立系業者の代表格としては、「SBI FXトレード」「DMMFX」「外為どっとコム」「FXプライムbyGMO」「パートナーズFX」などがあります。

独立系業者の特徴として、少額投資が可能なこと、スマホから簡単に取引ができること、 スワップポイントが高いことが魅力として映るようです。 簡単に始められて 、少ない金額でスタートできることは初心者にとってとても安心できることと言えます。

簡単に始められて 、少ない金額でスタートできるというのは、FX取引の初心者にとっては、うれしいポイント。独立系FX業者であれば、最初の一歩も踏み出しやすいかもしれません。

成果を出せるテクニック

金利の高さには要注意

スワップポイントとは、為替の金利差を利用した投資方法でしたね。投資ですからより多く利益を出したいはずです。そこで成果を出せるようにはどのようにすれば良いかを考えてみます。基本的に金利の高い国の通貨と、現在金利の低い日本の通貨を組み合わせればいいのですが、 原理原則通り利益を上げることはそう簡単ではありません。

そもそも金利の高い通貨は金利の変動が激しいとされています。 安易に金利が高いというだけで取引対象としてしまうとある意味とても危険なことです。このため金利だけに着眼点を向けることには慎重になるべきだと考えます。

業者のスワップポイントを見極める

例えば豪ドルで取引をするとします。 A という業者では買いスワップが17円です。また B という業者では買いスワップは12円になっています。さらに C という業者では5円の買いスワップです。

このように買いスワップひとつとっても、 FX 業者によって違いが異なることがわかります。 受け取れるスワップポイントが高ければ高いほど利益は上がります。ただし、スワップポイントというのは基本的に毎日変動するものです。

一方で高い金利の通貨を数週間程、固定で提供している業者も少なくありません。スワップポイントがどのように変化するのか 、そしてどのように利益を上げることができるのかを考慮しながら取引を開始することがとても大切です。
利益のインターバルは、あくまで年間を通してどのくらいになるかを見積もることが、うまくスワップポイントを運用するコツとなるのです。

1日1日だけの利益を見ず、1年間トータルでの収益を基準にスワップポイントの利益を考えるようにしていきましょう。

究極のテクニック

自動売買システムの概要

楽して投資ができればそれに越したことはありませんね。投資はチャートを見ながら目先の予想を立てていきます。経験がものをいう世界ですが、経験が豊かだからといって正確なテクニカル分析ができるとは限らないし、通貨ペアの選択も合理的な判断は難しいものです。

結局、人が行うことですから間違いというものが頻繁に起こってしまいます 。取引のタイミングというのは経験をもとにしたカンだけでは限界があるものです。 そこで最近注目されているのが自動売買システム です。

このワード聞いたことのある方も多いと思います。 機械が勝手に取引を行なってくれるのです。これほど楽なシステムはありません。自動売買システムのメリットは何と言っても、その煩わしさがないことです。特に初心者にとっては絶好のアイテムと言っていいのではないでしょうか。

自動売買のメリット

スワップポイントとは 、投資家自らが運用するのが基本です。しかし、投資を始めるにあたって、移動平均線や一目均衡表ばどの指標分析をすることが求められます。これらのテクニカル分析をしなくても売買取引はできますが、細かい指標を分析できれば為替の動向をある程度把握することができます。

ただこれは銀行にいるプロのトレーダーでも運用が難しく、一般投資家がうまく使いこなすことはかなり難しいのが現状です。 テクニカル分析を運用できれば利益を出せる可能性が出てきますが、勉強するだけでも一苦労です。でも・・・

 

しかし、自動売買システムなら専門的な知識が不要で、リアルタイムに取引を行ってくれます。 そしてなんといっても自動売買の最大のメリットは、 理性的に行動してくれる ので事前に損失拡大を防いでくれます。

どうしても人の手が加わると感情に流されやすいため、損切りのタイミングを逃してしまいます。 ところが自動売買システムは無機質に反応するので、ここが損切りのタイミングと判断すれば自動的に売買を停止します。

このようにリスクヘッドが整っていることで最悪なシナリオを防いでいるともいえます。

利益率を高めるには?

自動売買システムはFX会社ごとに独自のツールを用意しています。このため業者によって運営成績が異なりますので、どの会社のスワップポイントを利用するかで利益率がまるっきり違ってきます。スワップポイントの設定数も業者によってさまざまなことは説明してきましたが、自動売買システムのツールもそれぞれことなるので、総合的な視点で売買業者を選ぶことが重要です。

そして自動売買システムを利用するにあたって心がけたいことは、いきなり高額投資をしないことです。まずは半年から1年位を目安に少額投資ではじめることをおすすめします。お試し期間を設けることです。ここで手応えを感じたらいよいよ本格投資のスタートです。

成功例として参考にできる事例があります。2018年度の一定期間に、アイネット証券の自動売買システムで8割の投資家が利益を上げていたとのデータが明らかになっています。通常、スワップポイントでは1割ほどしか利益がでないとされているので、この8割との数字は脅威的なことです。

この数字が1年以上続くかは検証が必要ですが、半年ほどの間に多くの投資家が利益を出していたことはすばらしいことです。このような報告も参考にしながら売買業者を選定していきたいものです。

まとめ

FXスワップポイントのマル秘テクニックというものは存在しません。ただ、金利の高低だけに目を奪われるのではなく、FX業者ごとのスワップポイント設定数に力点を置くことが大切と考えます。

そして究極的な方法として、自動売買システムを利用する ことを検討してください。業者によって成績がかなり違っていますが、特定の業者では好成績を上げているところもあるので、最新の運用成績をリサーチすることをおすすめします。

自動売買システムを1年ほど利用して精度を確かめることから始めてみてはいかがでしょうか。おのずとスワップポイントの成功法が分かってくると思います。参考にしてもらえれば幸いです。

おすすめの記事