FXでは買い時が高い勝率のポイント
漠然とFXで「買い時」と言われても、知識がなければ、判断に迷い自分のカンやニュース、チャートを見て、何となくという判断になってしまいがちです。また、あまり勝率の高くないトレーダーの傾向として、一貫性がない、感情移入が多い、十分なエントリーポイントのためのチャート分析、テクニカル技術の不足などがあげられるでしょう。
FXでトレードをするときには、チャートの転換期となる時期を「エントリーポイント」として、トレードをすることで高い勝利をあげる手法があります。しかし、そのためにはいつ、相場が売りから買いに逆転するのか、というトレンドの変換点を事前に素早く察知する 必要があります。
実はそのための知識やトレードは、長年FXをトレードしていたから身につくものだけではなく、現在は秒単位で変わる素早いトレンドに追いつくため、ある程度、オートメーションで判断できるように知識をもってトレードをしている、というのが現状といえます。
FXのチャートは主に三種類
FXの相場は主に三種類に大別することができます。 買いのトレンド、売りのトレンド、そして転換期 となる3つのポイントです。この兆候を事前に察知すれば、そのトレンドを利用して、相場にうまく乗ることで、収益をあげることができます。
このトレンドを判断し、そのタイミングで相場に入り、注文を発注する時期を「 エントリーポイント 」といいます。実は、その相場の見極め方こそ、FXで安定して勝つための大きな要素であり、極意といっても過言ではないのです。
3本の移動平均線を活用しよう
トレードで安定して利益をあげる手法として、3本の移動平均線を活用し、トレードをする方法があります。この方法であれば、売り、買いのトレンドの変換のタイミングを事前に察知し、それに乗じてトレードをすることができるメリットがあります。そのタイミングを エントリーポイント として、相場でトレードをすれば、高い勝利をあげられることにつながります。
3本の移動平均線はトレンド中の押し目及び戻り売りで使うのが基本となります。移動平均線はトレンドを判断するために使うのが効果的であるものの、3本の場合はエントリーに迷うあるいは損切に迷う理由にもなります。3本の移動平均線を使う場合、中期でタッチ後買いという判断をしたとします。しかし、短期で反発し続けて上昇する場合もないわけではありません。どの移動平均線でエントリーすべきか分からないという事態になりかねません。常に迷ってトレードすることになると、移動平均線を使う意味さえなくなるものです。損切に関しても同様に損切の幅が広くなることで手法の優位性を崩してしまう ことにもなりかねません。エントリーすべきかあるいは損切すべきか迷う場合もあります。
マルチタイムフレーム分析を活用する
マルチタイムフレーム分析を活用することでトレードの精度が上がるとともに、リスク管理もできるのも大きいです。長い目で考えると確実に成績が向上するといっても過言ではありません。しかし、慣れない最初のうちは、専門的な知識が必要となり、判断に迷うこともあるでしょう。現在は、 相場を判断してくれるソフト も登場していますので、うまく活用して、高い勝率を収められるように事前に準備をされることをおすすめいたします。
注意しないといけないのは 上位足がレンジ中の場合は下位足も値が荒れる傾向にある ことです。確実性を考えるのなら トレードをしない方がよい でしょう。トレンド中のトレンドの場合は期待値の高いトレードになるため、エントリーした方がよいといえます。大きな利益を得られる可能性も秘めており、精度の高いトレードであるのも魅力的です。実際に、現在は補助してくれるソフトウェアなども提供されていますので、リアルタイムで判断する参考情報として活用を図る、複数のソフトを導入して相場の傾向と対策をいち早く判断するなど、正しい理解や相場観、判断するための 複数の材料を持つこと で、結果的に高い勝率につなげることが可能です。
エントリーポイントの見極めが高い勝率につながる
エントリーポイントの見極めには、チャートの分析や、その後の短期、中期、長期の相場観が欠かすことができません。一定の知識やスキルにより、エントリーポイントを判断することができますが、最終的にFXでは勝率で判断し、安定して収益をあげることが目的ですから、 損切をする勇気も忘れないようにすること です。
そのためには、エントリーポイントをいかに見極め、そこでどの程度の勝率が期待できるのかを判断し、正しいトレードを続けることが結果的に高い勝率につながることは間違いありません。ぜひ、正しいトレードを積みかねて、安定して利益があげられるように、充実したトレードができるように技術を磨いてください。