XMでNYダウ(US30)取引をする際の注意点や証拠金を解説

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XMですでにFX取引を行っている方であれば、別の通貨ペアや商品のトレードにも挑戦してみたいと考えているかもしれません。エネルギー資源や日経225など数ある銘柄の中でも、高い人気を誇るのが『 ダウ 』です。

日本のニュースでも耳にすることが多いダウですが、
この記事ではNYダウの取引をする具体的な方法とそのメリット・デメリットについて解説していきます。

トモヒロ
NYダウの取引をする場合の必要証拠金と、現物と先物の違いについても解説します。

NYダウ平均を取引するとはどういうこと?

経済ニュースなどで『ダウ平均株価』という言葉を耳にすることがあります。ダウ平均株価とは、アメリカの代表的な30銘柄で構成される株価平均型指数のことを指します。

ダウ・ジョーンズ社が開発した平均株価で、1928年から30銘柄を用いて算出されるようになっています。そのためXMではダウを『 ダウ(US30) 』と表記します。

トモヒロ
もし日本企業の株を売り買いしたいのであれば、225社の株価から算出されている日経平均株価に注目しなければなりません。

それと同様に、アメリカにある企業の株を売り買いして利益を上げることを目指しているのならば、ダウ平均株価について詳しく知る必要があります。

日経平均株価が日本の株式市場のおおよその動きを表すのとは対照的に、ダウ平均株価はアメリカの市場のみならず 世界の株式の動き を大きく左右しています。

たとえば日本市場が開く時間帯の日経平均株価は、前日の夜のダウ平均に大きく影響されます。つまり日本でもアメリカでも企業の株を売り買いしようとしているのであれば、ダウ平均に通じておく必要があるのです。

POINT
XMでもダウの売り買いが可能です。ただしXMではダウの現物と先物という2種類が取り扱われています。
現物は『US30Cash』、先物は『US30○○○××』と『US30』の後にアルファベットと数字が表記されています。

XMのCFD銘柄「NYダウ」の現物と先物について

XMのCFD銘柄「NYダウ」には、 現物と先物 があります。XMにてNYダウを売り買いするために、まず押さえておくべきなのが「現物」と「先物」の取引で異なる点を把握することです。NYダウの現物と先物で異なる主要なポイントは、

  • 価格レートの違い
  • スプレッドの違い

 

の2つです。

ダウの現物は保有による配当金やスワップポイントなどの影響を受けてレートがやや高く(トレーダーにとって不利)なります。一方でスプレッドは現物の方が小さく、トレーダーに有利になっているという特徴があります。

XMにおけるダウ平均株価のスプレッド

XMでダウを売り買いする際に注意すべき重要なポイントが スプレッド です。スプレッドとは簡単にいえば売値と買値の価格差のことで、この差が業者の手数料にあたるとされています。

スプレッドの例

したがってスプレッドが小さければ小さいほどトレーダーは手数料をかけずに売買ができるということになります。XMでダウを売り買いする場合、スプレッドはUS30Cashが1ロットあたり360ポイント、US30の先物が1ロットあたり750ポイントとなっています。

XMでは1ポイントが0.01ドルなので、1ロットあたりの取引手数料はUS30Cashが3.6ドル、US30の先物では7.5ドルです。

XM最低スプレッド

XMの公式サイトを見ると、1ロットあたりの最低スプレッドがUS30Cashで2.8ドル、US30の先物で6と記載されています。

しかし実際にはそれぞれ3.6ドル、7.5ドルという数字が 原則的に固定 で、ほぼ変動することはありません。

たとえばダウの現物と先物をそれぞれ5ロット売り買いするとしましょう。
もしドル円を107円とすれば、US30Cashは3.6×5=18ドル(1,926円)、US30の先物は7.5×5=37.5ドル(4,013円)のスプレッドがかかることになります。

金額だけを見ると高いと感じるかもしれませんが、国内外のFX業者でNYダウの現物を売り買いすると、スプレッドは3ドルから9ドル前後です。

NYダウのスプレッドが3ドルから9ドルである他社と比較すると、XMは最低水準に近いスプレッドでお得に売り買いができるということが分かるでしょう。

XMでのダウのスプレッドは基本的に変動しませんが、もし心配であればXMのホームページから現在のスプレッドを確認することができます。確認ページはこちらです。

XMでのNYダウ取引時間

XMでのNYダウ取引の時間は、日本時間の平日であれば月曜日の07時05分から土曜日の05時10分まで、 24時間 いつでも売り買いができます。これはダウの現物も先物も同様です。

 ただし平日の早朝、5時15分から05時30分、05時55分から07時05分まではメンテナンスのため売り買いができなくなるので注意が必要です。

これは通常時間で、サマータイムになると時間が1時間早まります。NYダウを取引できる時間は日本時間の06時05分から土曜日の04時10分までとなります。メンテナンスの時間も1時間前倒しになり、平日の04時15分から04時30分、さらに04時55分から06時05分までです。

ちなみにXMでは毎年3月の最終日曜日の午前01時にサマータイム(夏時間)になり、毎年10月の最終日曜日の午前1時にサマータイム(冬時間)が終わります。

POINT
日曜日の未明に時間が変わるのでNYダウの取引に大きな影響が出ることはありませんが、時間が変更になった直後の月曜日には注意が必要となります。

トモヒロ
日本にはないサマータイム制度の時間変更には注意しましょう!

XMでダウ取引をするメリット

XMでダウのトレードをすることにはいくつかのメリットがあります。メリットとして挙げられるのが、

  • レバレッジ100倍なので少ない証拠金で取引できる
  • 買いだけじゃなく売りでもエントリー可能
  • ゼロカットシステムで低リスク

 

の3つです。ではそれぞれのメリットについて解説します。

レバレッジ100倍なので少ない証拠金で取引できる

最初のメリットは、証拠金が少なくてもポジションが持てるということです。これはXMが設定しているレバレッジが100倍であることが関係しています。

ハイレバレッジでの取引というと不安を覚える方も少なくありませんが、そんなことはありません。ハイレバレッジであれば、それだけ少ない証拠金でダウを売り買いできることになります。

国内外の多くの証券会社やFX業者は、10倍から20倍程度のレバレッジでダウの取引を行っています。するとその分多くの証拠金を準備しなければなりません。その上で追証が発生することもあるので、トレーダーとしてはかなりのリスクを負うことになります。これは最終的に損益に直結します。

トモヒロ
その点でXMはハイレバレッジによって、よりエントリーしやすく安心して取引ができるようになっているのです。

買いだけでなく売りからのエントリーが可能

XMのダウ取引では、売りでもポジションが持てるというのは大きなメリットですね。

FXなどでは一般的に通貨や物の価格が低い時に買って、価格が上がったら売ることで差額を利益とすることができます。ダウのトレードで言えば、まず価格が高い時に売り注文を出し、価格が下落したら買い注文を出すことで利益を上げることが可能になるのです。

「安く買って高く売る」という一般的な投資に限らず、全体的に相場が下がっている時でも利益を得られる可能性があるので非常におすすめです。

さらにXMのホームページでは 約1時間前の売買トレンド情報 を掲載しているので、今買い注文が優勢なのか、それとも売り注文が優勢なのかを一目で判断できます。

トモヒロ
チャートだけでなく、売買トレンドなども比較しながら売り買いできるので、より投資の選択肢の幅が広がるのです。

ゼロカットシステムによりリスクは限定的

XMでNYダウを取引する別のメリットは、ゼロカットシステムを導入している点と、追証がないという点です。

追証(おいしょう) とは追加証拠金の略で、取引口座の証拠金維持率が一定の水準を下回った際に求められる追加入金のことです。日本国内のFX業者や証券会社には、例外なくこの追証が設けられています。

通常は追証が発生しても、その後に強制ロスカットが発動して解消されるので、口座残高がゼロになる事はまずありません。しかし、数分で100pips以上も動くような相場の急変動に巻き込まれると、頼りになるはずのロスカットが効かなくなってしまい、その結果として口座残高を超える損失が追証として請求されることがあるのです。

ゼロカットシステム とは、そのような場合でもマイナスになった分をXMが補填してくれるシステムなので、追証という不意の借金を被るリスクを最小限に抑えられます。

トモヒロ
これもトレーダーにとっては非常に安心できるメリットで、NYダウを安心して取引するための重要なサービスです。

XMでダウ取引をするデメリット

XMでNYダウを取引することにはメリットがありますが、トレーダーの方はデメリットについてしっかり把握しておかなければなりません。XMでダウ取引をするデメリットには、

  • レバレッジ100倍なのでフルレバレッジで取引するとロスカットのリスクがある
  • US30現物の場合スワップが発生する
  • US30先物の場合3か月ごとに決済期限がある(限月)

 

が挙げられます。ではこちらも一つずつ解説していきます。

ロスカットリスクがある

XMでNYダウを売り買いする場合、もっとも大きなデメリットといえますが、XMに限らずどの証券会社・FX業者にも存在します。

しかし、XMの場合レバレッジ倍率は100倍で固定されており、自己資金や証拠金がかなり少なくても問題なくNYダウを売り買いできます。これ自体はメリットなのですが、わずかな価格の下落で証拠金維持率が下がり、強制ロスカットされてしまうこともあるので注意が必要です。

たとえば現在のNYダウの価格が26,250ドルだとします。仮にドル円を107円、NYダウを1ロット購入するとすれば、必要証拠金は262.5ドル、28,088円の証拠金が必要となります。
口座に証拠金のみが入っている場合、XMの強制ロスカットラインは証拠金維持率20%なので、NYダウが210ドル以上値下がりし、26,040ドル以下になった時強制的に決済されます。

瞬間的に210ドル、2万円以上も価格が変動するのかと思うかもしれませんが、NYダウは平常時でも1時間に200ドル程度変動していきます。前日比1000ドル以上の変動を見せることもあるので、ほんの数時間で気づかないうちにロスカットされていたということもあるのです。

トモヒロ
価格変動が大きなNYダウならではのデメリットといえるでしょう。

US30現物の場合スワップが発生する

US30現物を売り買いする場合だけですが、 スワップポイントが発生する のもデメリットとなります。

FXでは通貨ペアの金利の差によってスワップポイントが発生する仕組みになっています。金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買えば、金利の差がスワップポイントとして毎日の収入となります。

スワップポイント自体はわずかでも毎日受け取ることができる収入なので非常に貴重です。しかしUS30現物の場合、売りでも買いでもマイナスのスワップポイントが発生するのがデメリットとなります。

売り買いどちらのポジションを持っていても、マイナスのスワップポイントが毎日口座から引かれていくので、スワップのことも考えて取引する必要があります。

US30先物の場合3か月ごとに決済期限がある(限月)

US現物にはマイナスのスワップポイントというデメリットがありますが、US30先物には 限月 という注意点があります。

限月とは、US30先物のポジションを持っていられる満期日のことです。限月になると含み損があったとしても強制的に決済されます。限月は最長で3ヶ月後なので、US30先物はどれほど長くても3ヶ月間しかポジションを保持できません

限月は銘柄表に記載されているので簡単に見極められます。US30現物は『US30Cash』と表記されるのに対し、US30先物は『US30-AGO28』のように表記されます。この場合限月は8月28日です。満期日に近づくと価格が大きく変動し不安定になる傾向があります。

トモヒロ
思わぬ損失を被らないように、限月付近の価格変動にはしっかり目を配っておくようにしましょう。

XMでダウ取引するためのMT4の設定手順

XMでダウ取引をするためには、プラットフォームであるMT4の設定をしなければなりません。MT4でダウ取引をするための設定手順は以下の通りです。

  1. MT4にログインする
  2. ログインしたら、『表示』の下にある緑とオレンジの上下の矢印が描かれた『気配値表示』のアイコンをクリックする。MT4気配値表示
  3. MT4の横に取引している銘柄の一覧が出てくるので、気配値の上で右クリックして『すべて表示』をクリックする。MT4すべて表示
  4. すべての銘柄が表示されるので、『US30Cash』や『US30-○○○××』など取引したい銘柄の上で右クリックする。MT4取引したい銘柄
  5. 『チャートを表示』をクリックし、取引を始める。

MT4チャートを表示

チャートは最初4時間足チャートになっているので、もし変更したい場合は任意の時間足にすることが可能です。もしMT4をダウンロードする手順を知りたいと思った方は、こちらを参照してください。

XMでNYダウ取引をする際の必要証拠金

XMでNYダウを取引する場合、必要証拠金の計算式は下記のとおりです。

ロット数 × ダウの現在価格 ×  0.01  = 必要証拠金

レバレッジ倍率が100倍で固定されているため最後の証拠金率は 0.01 となります。

たとえばダウの現在価格が26,250ドルで、ドル円が107円、8ロットを購入するとします。すると必要証拠金は8×26,250×0.01=2,100ドル=224,700円ということになります。

逆に現在口座入っている自己資金から、どのくらいのロット数取引できるかを算出するためには下記の計算式を使います。

ロット数 = (口座残高÷ドル円) × 100 ÷ ダウの現在価格

もし自己資金が400,000円あり、ダウの現在価格が26,250ドル、ドル円が107円ならば、取引できる最大のロット数は(400,000÷107)×100÷26,250=14.2ロットということになります。

NYダウの場合、取引できる最小ロット数は0.1ロット、最大ロット数は40ロットです。ロットは0.1単位で調節できるので、自己資金と値動きに合わせて上手に調節することが重要となります。

現物か、先物か?どちらを選ぶ?

US30には「現物」と「先物」があることはすでに分かりましたが、どちらが利益を出しやすいのかはどのような取引をするかによって変わってきます。

では現物と先物のどちらを選ぶべきか、簡単に解説します。

短時間で取引を繰り返すなら現物がおすすめ

もし、あるトレーダーが1日の間に売り買いを繰り返して利益を上げたいと考えているのであれば、現物の取引がおすすめです。

現物は先物と比較してスプレッドが狭く、1回の取引にかかる費用が少なくてすむからです。現物にはマイナスのスワップポイントが付きますが、2日以上同じポジションを保持しなければスワップポイントは発生しません。

そのため 短時間 でトレードを繰り返す方は現物取引の方が向いています。

長時間ポジションを保持するなら先物がおすすめ

一方で同じポジションを長期間持ち続けることで利益を上げたいタイプのトレーダーは先物の取引がおすすめです。

先物では長期間ポジションを持っていてもマイナスのスワップポイントが発生しないため費用をかけずに取引できます。スプレッドは現物と比べると高いですが、売り買いの回数が少なければそれほど気にする必要もありません。

じっくりとチャートを見て売り時や買い時を見定める方は先物の取引がよいでしょう。

トモヒロ
ただし、先物には限月があるので満期日には注意が必要です。

まとめ

XMでNYダウを取引することには多くのメリットがあることが分かりました。ただし現物にするか先物にするか、スワップポイントやスプレッドがどのくらいになるのかなど、じっくり考えるべき点もあります。

自分がどのようなタイプのトレーダーなのか、どのくらいの期間取引がしたいのかなどをしっかり考慮した上で、NYダウの現物や先物を取引するようにしましょう。


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