当記事では、既にオンカジをプレイしている方やこれから始めようとしている方達が借金を負ってしまわないように、 借金になる原因と対策 について徹底的に解説していきます。
オンラインカジノで金額がマイナスになることはある?
はい、オンカジを利用して多額の借金を負ってしまったり、借金の返済ができずに債務整理をしたという例は実際にあります。
ただしこれは、オンカジで負けたことでゲーム内残高がマイナスになり借金が発生したということではありません。
少しややこしくなりますが、例えばFXや株式などの信用取引は証拠金(入金額)を担保にしたレバレッジ取引なので、負けた分だけ口座残高がマイナスになり借金が発生してしまうリスクがあります。
一方オンカジは、入金額そのものをベットすることによる単純なギャンブルなので、「負けたらベット金額を没収 or 勝てば配当」というゲームを繰り返すだけであり、軍資金がゼロになることはあってもマイナスになることはありません。
要するに、クレジットカードやキャッシングなどを利用して軍資金調達をしたものの最終的に勝てずに散財してしまいカード会社への支払ができなくなった、というのがオンカジで借金を抱える人達の実態になります。
オンラインカジノで借金をする人とは
オンカジのシステム自体には借金のリスクが無いことが分かったところで、次はオンカジで借金を作ってしまう人達の特徴を確認しましょう。
まず挙げられる代表的な例は以下になります。
- 負けを取り返そうとする
- 最後に勝つまで止められない
- 勝つと興奮してもっと大きく勝ちたくなる
- 長時間プレイしてしまう
- 必勝法の使用には負け金が膨らむリスクがあることを理解していない
- 普段からクレジットカードのリボ払いやキャッシング枠を利用している
- スマホでプレイしている
- 生活費をつぎ込んでいる
他にも注意して欲しい特徴として、以下の3つのポイントが非常に重要になります。
- 既に何らかの借金や高額のローン返済を抱えている
- クレジットカードの利用を借金だと思っていない
- 出金した勝利金を全て消費に回している
既に何らかの借金や高額のローン返済を抱えている
借金やローン返済で 毎月大きな支払い額 を抱えている状態では、毎日/毎月のプレイにノルマを課してしまう恐れがあるので、
「今月は返済のため後3万稼がなければ!」
「今日はノルマまで足りないのでもう少し稼いでおきたい!」
「さっきまでの勝利金があれば今月分の返済ができたのに・・・、なんとしても負けを取り返さないと!」
といったノルマ達成欲求が出てきてしまいます。
そうなると、感情が乱れて勝ち逃げができなくなったり無謀なトレードをしてしまう危険性が非常に高くなります。
オンカジをやる上で最もタブーとされていることは「収益にノルマを作ってしまうこと」なので、オンカジ収益に期待して返済を考えることは絶対にやってはいけません。
クレジットカードの利用を借金だと思っていない
オンカジで借金を作る人の中で最も多いのが、 クレジットカードの利用限度額 を目一杯使用してしまい最終的に支払えなくなるケースです。
オンカジでの入金方法は主に3つあり、
- 銀行送金
- 電子決済サービス
- クレジットカード
日本人プレイヤーの間では、手数料や入金のしやすさなどからクレジットカードによる入金が最も主流となっています。
しかし、クレジットカードを利用するとあたかも利用限度額分の現金が自分の手元にあるように錯覚してしまうので、毎月の給料では支払できない金額までオンカジの入金に使ってしまう人が非常に多いのです。
つまり、クレジットカードを利用するということは、たとえ一括払いだったとしても手元に存在しない金額を先払いしている以上すでに借金をしてることと同じです。
ですので、オンカジにおいても「 クレジットカードでの入金=借金 」と考えるようにして、自分の支払い能力を超えた金額の利用は絶対にしないように気を付けましょう。
出金した勝利金を全て消費に回している
そうですね、仰ることは分かります。
しかし、オンカジで得た利益を全て娯楽や欲しい物を買うお金に充てていたとするとどうなるか想像してみましょう。
例えば、毎月10万円前後利益が出ていてレストランでの食事や旅行などプライベートで全て消費していたとします。
人の脳は常に新しい欲求を求める構造になっているので、「もっと高級なレストランに行きたい!」「海外旅行に行きたい!」と思い始めたり、更には「高級腕時計が欲しい!」「車が欲しい!」と欲望が膨らんでいきます。
もちろん、利益をプライベートに使用することがすべて悪いとは言いませんが、利益の半分くらいは第二の軍資金として確実に貯金しておくなど計画性を持っておくことが非常に大切です。
オンラインカジノで借金をすると起こること
初めにご説明した通り、 オンカジでの借金 というのはクレジットカードの利用や消費者金融からの借入によって作られるものなので、当然ながら支払/返済の請求もカード会社や金融会社から届きます。
万が一これらの請求に応じられなくなると以下のような事態が発生します。
- クレカが一時的に使えなくなる
- 借り入れができなくなる
- 督促が来るようになる
更に、送られてくる督促にも応じなければ以下のようなケースに発展します。
- 遅延損害金が発生する
- 債務取り立ての担当窓口に回される
- 勤務先や自宅に連絡がくる
- クレカが解約される
- 財産が差し押さえられる
そして、最終的に支払いが不可能となった場合には弁護士に相談して債務整理をする必要も出てきます。
オンラインカジノで借金をしないためにできること
ここまでで、オンカジ利用によって借金を抱えてしまう理由と、借金を作りやすい人の特徴、借金をするとどうなるかについてしっかりと理解できたでしょうか。
最後に、オンカジで借金をしないためにはどういったことに気を付ければよいのか具体的な対策について確認しましょう。
ただやるべきことは非常にシンプルで、「今持っている現金金額以上のクレジットカード入金は絶対にしない」という鉄の掟を決めておけば良いのです。
今持っている現金金額以上のクレジットカード入金はしない
そもそも、 現金もしくは電子決済サービスでの入金に固定 しておき、現金調達にも何らかの借り入れを利用しなければ借金のリスクはほぼなくなります。
ですが、オンカジ入金にクレジットカードを利用することはカードのポイントが付くなどメリットも多いので、以下5つの入金ルールを徹底して守りながらクレジットカードを利用する方法もご紹介しておきます。
- オンカジ入金専用のクレジットカードを作る
- オンカジ専用クレカの支払用に銀行口座を用意する
- 入金予定の金額と同等の現金を先に支払用口座に入れておく
- キャッシング、リボ払いは利用しない
- 利用限度額を下げておく
繰り返しになりますが、オンカジでの借金とはオンカジに入金する為の軍資金調達の段階で作った借入金のことです。
つまり、毎月会社から貰っている給料から捻出できる「無くなっても良いお金」を、予めクレジットカードの引き落とし用銀行口座に入れておき「口座残高=クレカの入金金額」の状態をキープすることで理論上借金が作られることはありません。
ただし、普段ショッピングなどで利用しているクレジットカードや引き落とし口座と一緒にしてしまうと管理が曖昧になってしまうので、この2つは必ず オンカジ専用 に別で用意しましょう。
また、クレジットカードの支払方法をリボ払い(分割払い)にしてしまうと、「口座残高=クレカの入金金額」のルールを守りにくくなるので絶対に止めましょう。
自己規制の設定ができるカジノを利用する
ベラジョンカジノやカジ旅など大手オンカジ業者には自主規制を設定する機能が用意されているので、これを利用した借金対策も有効ですね。
こちらはベラジョンカジノの自主規制設定画面で、ログイン画面からいつでも入金額・プレイ時間・最大損失額の設定をかけることが可能です。
こちらはカジ旅の公式ページから誰でも閲覧できる画面で、どの様な自主規制方法が設けられているのかをアカウントを作る前に把握しておくこともできます。
ただし、自分自身の判断で制限を設けることは可能ですが、制限を解く(又は緩める)のもまた自分の判断でできてしまいます。
ですので、「毎月の給料から捻出した無くなっても良いお金でプレイする」というマインドは絶対に忘れないようにしてくださいね。
まとめ
今回は、オンカジと借金の仕組み、借金を作らないための対策について詳しく解説しました。
結局のところ、オンカジで借金地獄となってしまう人は、ギャンブル依存症かクレジットカード依存症のどちらかになります。
従って、オンカジで借金をしないためにはまず感情に負けないことと、そしてクレジットカードの使い方を間違えないことが最も大切です。