投資初心者が負ける理由は2つあります。
- 負けを未然に防げていないから
- 勝つための3つの基本的なルールを実践できていない
からです。ここでは具体的な負けパターンと、勝つための3つの基本的なルールを紹介していきます。
特に今回は「なぜ負けるのか?」をテーマに、負けパターンの紹介と勝つための3つの基本的なルールついて解説していきます。
初心者が個人投資家として利益を出すにはどうしたら良いでしょうか?
そのためには典型的な負けパターンを知り負けを未然に防ぐこと、株で勝つための3つのルールを知り実践することが重要になります。
なぜ株投資で負けるのか?初心者が犯す4つの負けパターン
株についての「知識」を勉強してしまう
例えば車はエンジン・メカニックなどの仕組みは複雑ですが、勉強したところで運転が上手くなるわけではないのと同じで、株の知識は勝つために必要ないと言い切れます。
知識にこだわりすぎてしまい知識に左右されたトレードをしてしまうことで負けに繋がってしまいます。
「損失」を抑える方法を知らない
保有する株が自分の思わぬマイナス方向に行き損失が膨らんだ時に、どうやって損失を止めたら良いかを知らなかったことで、結果として塩漬け株となり負けに繋がってしまいます。
「情報」に踊らされてしまう
株式に関する情報を毎日チェックしているなかで、有益な情報に飛びつき衝動買いしてしまうと、情報の海に呑まれてしまい、その結果思い通りに株価が動かず負けに繋がってしまいます。
「感情」がコントロールできなくってしまう
ここが最も重要な部分です。
負けた時に損失を取り戻そうと、感情がコントロールできなくなり、更に買い増しを行ってしまうなどの行動に繋がり、その結果負けに繋がります。
「知識」「損失」「情報」「感情」この4つが典型的な負けパターンの代表例です。
まずは自分の取引がこのパターンに陥って無いか冷静に分析してみましょう。
初心者株投資家に守って欲しい勝つための3つのルール
株で勝つためのルール①
全てのアクション(売買)は論理的に
売買の際はその買い方が勝利に繋がる正しい買い方かどうかは重要ではありません。
重要なのは人にしっかりと説明できる論理的な買い方であるかどうかです。
なんとなく買ってなんとなく売るのではなく、どうしてここで買ったのか?どうしてここで売ったのか、全ての人に聞かれても大丈夫な論理に基づいて売買のアクションを行いましょう。
株で勝つためのルール②
損切りは購入前に設定し設定ポイントに達したら確実に実行
これができない人は絶対に勝つことはできないと言い切れます。
損切りとは株の保有中に損失が出た場合、自分で決めた金額(ポイント)で損を確定させることです。
ですから事前に自分で損切りポイントを設定してから売買を行い、もし設定したポイントに達してしまった場合、その時の感情に惑わされることなく、確実に損切りを実行しましょう。
株で勝つためのルール③
トレードは余裕資金で行うこと
株はFXと違い少ない資金で多くの金額を動かすことが原則できません。
これが無くなったら生活できなくなるような生活資金に手をつけて株を購入すると、様々な迷いが生じ必ず失敗します。
ですから株の売買は必ず余裕資金でやるようにしましょう。
次回は株投資のマインドを具体的に解説します
これからは紹介したルールを念頭に置き、今後のノウハウを紹介していく予定ですが、
次回は株式投資をする上でのマインドセットを話します。
マインドセットとは?簡単に言うと株式投資での考え方のことで、どういう心持ちで投資をしていくのか?という心構えを表します。
これを踏まえた上で以後紹介するノウハウを実践していく予定です。お楽しみに!