XMのオートリベートの仕組みやメリット・デメリットについて

XMでFX取引をしたいと思っている方であれば、XMのキャッシュバックに興味があることでしょう。そこで利用できるのがXMの オートリベートというシステムです。

ではXMのオートリベートを使う方法について、さらにどのようなメリット・デメリットがあるのかについて詳しく紹介していきます。

XMのオートリベートとは何?

オートリベートとはXMのトレーダーが利用している口座へXMが直接キャッシュバックを支払う リベートプログラム のことです。

IBキャッシュバックとの最大の違いは、支払い方法にあります。

IB業者はXMから得た広告報酬の一部をトレーダーに還元しています。IBキャッシュバックではIB業者が顧客の銀行口座情報などを保有して支払う方式なのに対し、XMではIB業者の代わりに顧客の口座に直接還元したお金を支払う形式になっています。つまりは証拠金として移動してくれるということですね。

これが「IBキャッシュバック」と「オートリベート」の大きな違いなのです。

XMでのオートリベートのメリット

XMのオートリベートにはいくつかのメリットがあります。代表的なものを挙げると、

  • 資金の流れが把握しやすい
  • 支払いがより迅速
  • キャッシュバック率が高くなる
  • 銀行口座情報を第三者に提供せずにすむ
  • 税金の申告がより楽になる

の5つです。では一つひとつ解説します。

資金の流れが把握しやすい

まずメリットとして挙げられるのは、資金がどのように流れているのかを顧客が把握しやすいという点です。

XMではIB業者が顧客へのキャッシュバックを保有することがありません。顧客は自分の資金でXMを通してFX取引し、XMは顧客のFX取引によって得た利益の中から還元するお金を支払います。

したがって外部に顧客の資金が流れることがないので、 より透明性のある現金管理 が行えるのです。

IB業者が資金を流用する恐れや、リベート額をごまかす心配もありません。

トモヒロ
XMがすべての資金を管理してトレーダーに還元しているので、FX取引した分のリベートを受け取ることができるのです。

支払いサイクルが早い

続いてXMのメリットは、迅速に支払いが行われるということです。

オートリベートを利用すると、FX取引から1週間以内にお金が口座に振り込まれます。IBキャッシュバックよりも 支払いサイクルが早くがスピーディー なので、資金効率が上がると期待できます。

さらにFXによる取引からキャッシュバックの振込までの時間が短いので、資金管理も容易になるでしょう。

キャッシュバック率が高くなる

XMを利用しているトレーダーとしては、返ってくるお金が多くなるという点も利点となるでしょう。返金される金額が大きくなれば、そのお金を使ってさらに多くのFX取引が行えることになります。

XMの場合、IB業者は顧客の口座への振込業務を行わなくてすみます。業務が少なくなっている分 還元する割合を高く設定 することができるのです。

トモヒロ
IB業者の負担は少なくなり、トレーダーのお金は増えるとなれば、いいことだらけであるといえそうです。

銀行口座情報を第三者に提供せずにすむ

オートリベートでは、XMがお金を直接顧客の口座に振り込むため、第三者に銀行口座情報を知られる恐れがありません

IBキャッシュバックでは銀行口座情報をIB業者に知らせる必要がありましたが、 情報漏洩やプライバシー保護 の観点からも大きなメリットがあります。

自分の個人情報を不必要に開示したくないと思っているトレーダーの方にとってはとてもよいポイントとなります。

税金の申告がより楽になる

所得税の申告はキャッシュバックに対しても必要になりますが、XMでは税金の申告もやや楽になります。

XMですべての入金履歴がダウンロード可能なので、申告に必要な証明書類をすぐに準備できます。複数の業者からの振込があると証明書類を用意するのも手間がかかりますが、XMに一本化できれば証明書類も取得しやすく申告しやすくなるのです。

トモヒロ
申告に必要な証明書類をすぐに準備できると、税金の申告もより楽になるでしょう。

XMでのオートリベートのデメリット

XMのオートリベートには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。たとえば、

  • ロスカット直前に受け取ると損をする
  • キャッシュバックは利益なので分別管理の対象外
  • 出金によってボーナスに影響がある
  • キャッシュバックを引き出す場合は海外送金のみ
  • トラブルの際の手続きが面倒

などが挙げられます。こちらも一つひとつ解説します。

ロスカット直前に受け取ると損をする

オートリベートにおいては、受け取るタイミングに注意が必要です。もし含み損が大きくなってロスカットされる直前にキャッシュバックを受け取った場合、受け取ったお金もろとも ロスカットに巻き込まれる可能性 があります。

せっかくXMからのお金を受け取っても、直後にロスカットされてしまってはまったく利用できずに終わってしまうかもしれません。

とくにハイレバレッジを利用したFX取引を行っている方の場合、数百円の差でロスカットされてしまう場合もあるので、XMからのお金を受け取るタイミングはとても重要なのです。

キャッシュバックは利益なので分別管理の対象外

さらに覚えておくべきデメリットは、XMから利益として受け取った金額が 分別管理対象外 であるということです。

XMでは顧客の資金と会社の資金を別々に管理しており、万が一XMに大損害が出ても顧客の資金を運営資金に回さないと約束しています。そのためたとえXMが倒産の危機を迎えても、自分の口座のお金がなくなってしまう心配はありません。

しかし分別管理の対象となるのは、クレジットカードなどで入金した分に限られています。

注意
キャッシュバックで得た資金については、トレーダーの利益として分別管理の対象外となる点に注意しましょう。

出金によってボーナスに影響がある

XMでは顧客にクレジットボーナスを提供しています。受け取ったお金を引き出す際には、残高の割合に応じて受け取った ボーナスも消滅 していきます。

XMはトレーダーへのボーナスがとても魅力的なFX業者なので、最大限にボーナスを活用したい方はこの点に注意が必要です。

キャッシュバックを引き出す場合は海外送金のみ

XMから受け取ったお金を引き出したい場合、XM側ではそれを利益として扱います。そのためクレジットカードやオンラインウォレットへの出金はできず、海外送金のみの対応となります。クレジットカードやオンラインウォレットの場合、利益を引き出すことはできないからです。

海外送金を利用する場合、XMから受け取ったお金を引き出すための手数料は無料ですが、銀行によって受取手数料などが数千円かかります。

XMから一度に受け取ることができる金額はそれほど大きくないので、 銀行での受取手数料 を考慮すると手に入る金額がかなり目減りしてしまいます。

したがってXMから受け取ったお金を引き出して利益にするのではなく、さらなるFXの取引に使うことを前提としているトレーダーの方がXMの恩恵を受けやすいといえるでしょう。

トラブルの際の手続きが面倒

IBキャッシュバックの場合、トラブルが生じたらトレーダーはIB業者に問い合わせてすぐに調査してもらうことが可能です。

しかしオートリベートの場合、トレーダーからIB業者、IB業者からXMと問い合わせる必要があり、調査に時間がかかります。

トモヒロ
受け取った金額などに間違いや問題があった場合のリスクが大きいというのはデメリットです。

XMでのオートリベート化申請の手順

XMでオートリベートを利用したいと思った場合、以下の方法で申請できます。

1XMTradingのホームページから口座を開設します。
2XMTradingページで必要な情報を入力します。

新規に口座を作りたい方は『リアル口座の登録』、すでに口座を持っている方は『追加口座を開設する』を選び必要な情報を入力します。

XMリアル口座登録・追加口座開設

3IB業者の申請フォームに必要な情報を入力します。

XMのオートリベートサービスを提供しているIB業者の申請フォームに必要な情報を入力します。

トモヒロ
一例として、「TariTari」を紹介します。
https://taritali.com/xm/autorebate

新規に口座を開設した方は、口座番号などをメモしておきましょう。
4規約に同意してオートリベート化は完了。

再度XMのホームページから会員ページにログインすると規約に同意するように求められるので、同意すればオートリベート化は完了です。

まとめ

XMのオートリベートでは、資金の流れの把握や税金の申告などが容易になるといったメリットがあります。

その一方でお金を引き出す際にはクレジットカードやオンラインウォレットではなく海外送金になることや、出金すると受け取ったクレジットに影響があるといったデメリットもあります。さらにロスカットされそうな状況では、XMからの返金を受け取らないようにするのが賢明です。

XMから受け取ったお金を引き出さずにFX取引に使いたいという方は、ぜひ オートリベート化の申請 を検討してみてください。

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