XMにおけるレバレッジ規制されるタイミングと計算方法

FXが人気の理由の一つに、投資金の何倍もの金額で勝負ができる「 レバレッジ取引 」が挙げられます。ただし、レバレッジ取引を安全に行うためには、それに関する規制やルールについて事前によく知っておく必要があります。特に海外のFX業者はレバレッジが大きい取引が可能ですので、その分注意が必要です。

トモヒロ
そこでこの記事では海外業者XMのFXレバレッジ規制やルール、さらに設定変更方法まで細かく解説していきます。

XMのレバレッジルールとは?

レバレッジとはそもそも「てこの原理」を意味する言葉です。

てこの原理でわずかな力でも重い物を持ち上げられるのと同様、FXでレバレッジ取引を行えば少ない自己資金でも大きな利益を上げられる可能性があります。

XMでレバレッジ取引をするために特に知っておかなければならないルールは、

  • レバレッジ倍率が最高888倍である
  • 有効証拠金と最大レバレッジの関係性

の2つです。

「有効証拠金」や「最大レバレッジ」などの用語の意味なども含めて、これから一つずつ解説していきます。

レバレッジ倍率は最高888倍

XMでレバレッジ取引を行うためにまず知っておくべきルールは、レバレッジ倍率が 最高888倍 という点です。

国内業者は日本の法律が適用されますので、設定している最大レバレッジは25倍です。一方で、海外の業者にはこのレバレッジ規制はありませんので、非常に高いレバレッジ設定をしている業者が多くあります。中でもXMの最高888倍というレバレッジ倍率は、かなり高い設定ですね。

XMで口座を開設すると、利用者が取引したい「口座レバレッジ値」を設定できます。

XMにて選択できる口座レバレッジは、1倍から888倍まで16種類あります。取引する通貨ペアによっても最大レバレッジ倍率はやや異なりますが、888倍を選択すると少額の必要証拠金でも大きな利益を狙えます。

国内FXで必要な証拠金の約35分の1の資金で同じポジションを持つことができるのです。もちろん選択するレバレッジ倍率を高くすればするほど、取引によって得られる利益の最大値は大きくなっていきます。

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リスクを考えながらも 1万円程度のごくわずかな資金から大きな利益狙うことも可能です。

この最高888倍のレバレッジ倍率によって、XMは国内外を問わずユーザーの人気を集めています。

有効証拠金と最大レバレッジの関係性

レバレッジについて考える上で押さえておくべきもう一つのルールは、「有効証拠金」と「最大レバレッジ」の関係性です。

XMではレバレッジ制限が他の業者よりも厳しいとされています。有効証拠金の残高が多くなると最大レバレッジが制限されてしまうのです。

POINT
有効証拠金の残高が2万ドルを超えると最大レバレッジは200倍、残高が10万ドルを超えると最大レバレッジは100倍になります。

注意すべきなのは、有効証拠金の残高が アカウントで管理 されている点です。

XMではアカウントを一つ持っていると最大で8つの口座を作ることができますが、一つの口座では2万ドルを超えていなくても、複数の口座の残高の合計が2万ドル、10万ドルを超えると最大レバレッジが制限されてしまいます。

さらにレバレッジの制限は、有効証拠金の残高だけでなく、「ボーナス」や「含み益」の合計が2万ドル、10万ドルを超えても課されるので注意が必要です。

XMのレバレッジ規制がかかるタイミング

有効証拠金の残高が2万ドル、10万ドルを超えてしまった場合、 レバレッジ規制 がかけられます。FXの取引をしている場合、いきなりレバレッジ規制がかけられてしまってはその後の取引に大きな影響がおよびます。

ではどんなタイミングでレバレッジ規制がかけられてしまうのか解説していきましょう。

レバレッジ規制がかかるタイミングはわからない

結論からいえば、レバレッジ規制がいつかかるのか、そのタイミングを正確に知る事はできません

というのも、レバレッジ規制がかけられると、XM社からレバレッジ変更のお知らせのEメールが届きますが、このメールはすでにレバレッジ規制がかかっていることを知らせるものなので、 事後報告 となります。

一つのアカウントが保有している口座の有効証拠金の合計残高が2万ドル、10万ドルに達してから数時間後にはこのメールが届くことが多いので、それまでにレバレッジ規制がかけられています。

レバレッジ規制がかかった場合、いくつかのプロセスを踏むことで規制を解除することが可能です。

POINT
まず有効証拠金の残高が規制の基準以下になるように調整する必要があります。口座から出金して有効証拠金の残高が2万ドル以下になれば、規制の対象外となります。

その状態を確認してからサポートにEメールライブチャットで連絡します。

サポート_XMTrading

サポートはこちらです ⇒ XMTrading サポート

口座IDと有効証拠金の残高が2万ドル以下になっていること、レバレッジ規制を解除してほしいとサポートに知らせると、 規制の解除 が可能となります。その後マイページで利用するレバレッジを設定しなおせば完了です。

世界情勢など、相場が大きく動くことが予想される場合

XMの最大レバレッジは、有効証拠金の残高以外の理由でも規制されることがあります。

それは世界情勢の変化によって 相場が急激に大きく動くこと が予想される場合です。何か大きな出来事が起こって、一斉に多額の取引が行われると、トレーダーの損失が大きくなる恐れがあります。

そのためXMでは、相場が急変動しそうだと判断される時に最大レバレッジが50倍までに制限されることがあります。

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過去においても、2015年のギリシャ危機や2016年にイギリスで実施されたEU離脱の是非を問う国民投票の際にレバレッジ規制が発動されました。

国家規模のイベントがある時にはレバレッジ規制がかけられる可能性がある事を覚えておきましょう。

ただし有効証拠金の残高による規制とは異なり、相場の急変動に伴うレバレッジ規制は事前にメールや公式サイトで通知されます。

マイナー通貨ペアは最大レバレッジが下がる

これらの2つのケースに加えて、「マイナー通貨ペア」では最大レバレッジが888倍とはならないことにも注意が必要です。

というのも、マイナー通貨では価格変動が激しく、レバレッジ倍率がそれほど高くなくても大きな損失が出てしまう恐れがあります。そのためハイレバレッジでの取引が危険と判断される通貨ペアではレバレッジ規制がかけられているのです。

各国の例
CHFJPY(スイスフラン/円)やCHFSGD(スイスフラン/シンガポールドル)では最大レバレッジが400倍、USDTRY(米ドル/トルコリラ)やEURTRY(ユーロ/トルコリラ)では 100倍 と最大レバレッジが決められています。
さらに米ドルやユーロと、デンマーククローネ、香港ドル、中国人民元、ロシアルーブルなどのFX取引では、最大レバレッジが 50倍 とかなり厳しく制限されています。

どの通貨でも888倍のハイレバレッジで取引できるわけではないので、どの通貨ペアを選ぶかも慎重な検討が必要です。

XMのZero口座は最大500倍まで

XMのZero口座を使っている場合には、通貨ペアなどに関係なく最大レバレッジが888倍ではなく 500倍までに制限 されています。

Zero口座はスタンダード口座とは異なり、ほぼ確実に約定でき、しかもスタンダード口座よりも低スプレッドである事が大きな特徴です。

スキャルピングやデイトレードなど、回数を多く取引したい方におすすめの口座ですので、ハイレバレッジでの取引を狙っている方は最大レバレッジが500倍であることを考慮した上でZero口座を使うか決めるのが良いでしょう。

自身の口座レバレッジの確認と変更方法

XMでは最大レバレッジが888倍となっていますが、必ず888倍で取引しなければならないわけではありません。

利用者は 自身の口座レバレッジ を決定できます。今どのくらいのレバレッジで取引しているのかを確認したい場合、まずXM会員ページにログインします。

会員ページへログイン_XMTRADING

XM会員ページはこちらです ⇒ XMTrading 会員ページへのアクセス

マイアカウントの概要」を開くと、口座種別や必要証拠金の下に「1:○○○(口座レバレッジ)」という形でレバレッジが表示されています。

もし自身の口座レバレッジを変更したい場合にも同様に会員ページにアクセスし、「マイアカウントの概要」から「オプションを選択する」を選びます。出てくる選択肢の中にある「レバレッジ変更」を選択すると新しいレバレッジ倍率を選ぶことができます。

変更手続きをしてから実際にそのレバレッジ倍率が反映されるまでには少し時間がかかる事を覚えておきましょう。

レバレッジ計算の方法と具体例

XMのレバレッジ規制や、口座レバレッジの確認・変更方法が分かったところで、実際のレバレッジの計算方法について解説していきましょう。

投資金、ドル円レート、エントリーロット数を固定した状態で、レバレッジ倍率を変えていき、強制ロスカットされないために何pipsまで耐えることができるのかを計算していきます。

ちなみにロスカットとは、損失が大きくなりすぎないように損失が一定の基準まで達したら強制的に決済される事です。

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強制ロスカットされると、その後レートが上がっても損失を取り戻すことはできませんので、レバレッジの計算方法と強制ロスカットラインの関係を熟知しておく事が重要です。

強制ロスカットは口座にある預かり証拠金に対するポジションを持った時の 必要証拠金の割合 で決まります。

例えば口座に20万円入っていて、10万円を必要証拠金とした場合、証拠金維持率は200%となります。XMの場合、この証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットされてしまいます。

では、下記の仮定で、レバレッジ倍率が100倍、200倍、888倍の時の計算例を解説します。

  • 口座の残高を20万円
  • ドル円レートを100円
  • エントリーロット数を1ロット(10万通貨)

レバレッジ倍率が100倍の場合

レバレッジが100倍の場合の必要証拠金は、
100円×10万通貨÷レバレッジ 100倍 =100,000円です。

この時点での証拠金維持率は、200,000÷100,000=200%です。

ここでもしドル円レートが99円50銭に下がったと仮定しましょう。ドル円の場合、1銭が1pipなので、このケースでは50pips下がったことになります。

すると50銭×10万通貨=5万円の損失が生まれます。口座の残高は含み損を考慮して15万円となる一方、証拠金は99,500円です。

証拠金維持率は151%に下がりました。つまり(最初の口座残高-含み損)÷(現在のレート×通貨数÷レバレッジ倍率)≦0.2になった時に強制ロスカットとなります。

このケースでは円ドルが1円80銭下がると、含み損が180,000円、口座残高は20,000円です。一方でレートは98円20銭で、証拠金が98,200円なので、証拠金維持率は 20.4% となります。

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これよりも円ドルが下がると強制ロスカットされてしまうため、レバレッジ倍率が100倍の場合には180pipsまで耐えられることになるでしょう。

レバレッジ倍率が200倍の場合

レバレッジが200倍の必要証拠金は、
100円×10万通貨÷レバレッジ 200倍 =50,000円です。

仮に50pips下がって5万円の損失が生まれたとしても、証拠金が99円×10万通貨÷レバレッジ倍率200倍=49,500円で、証拠金維持率は303%と高い水準を維持できます。

レバレッジ倍率が200倍のケースでは、ドル円が1円90銭下がってもまだ証拠金維持率20%を確保できます。つまり下落幅190pipsまで強制ロスカットされないことになります。

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レバレッジが100倍の時と比較して、下落幅が大きくても耐えられることが分かります。

レバレッジ倍率が888倍の場合

レバレッジ倍率を最大の888倍にすると必要証拠金は、
100円×10万通貨÷レバレッジ 888倍 =11,262円と、非常に少額で済みます

例え197pipsの下落幅を記録し、口座残高が3,000円になってしまったとしても、証拠金は98円03銭×10万通貨÷888倍=11,039となり、証拠金維持率は27%でロスカットされません。

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最大レバレッジ888倍を選択すると、低レバレッジの場合と比較してかなりの下落にも耐えられることが分かるでしょう。

XMでは最高の888倍レバレッジを選択するべき

このように考えると、XMでFX取引をする場合には最大レバレッジである 888倍を選択 するのが良いと言えます。その理由は以下の通りです。

  • わずかな自己資金でも数ロットの取引が可能
  • わずかな変動でも大きな利益を得られる可能性がある
  • ロスカットラインが下がり、価格が下落してもロスカットされにくい
  • 利用者が選択できる実行レバレッジの幅が広がる

ぜひこれらの情報を参考に、より良いトレードをXMで行っていきましょう!

まとめ

XMでは国内のトレーダーにはない888倍というハイレバレッジでの取引が可能です。

しかもXMは ゼロカットシステム を導入しているため、多額の借金を負うというリスクを冒さずにすみます。

10,000円程度の少額の自己資金から多額の利益を得られる可能性のある取引方法です。ぜひXMでFX取引を始めたいという方は、口座レバレッジを888倍に設定してみてください。

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