XM(XMTrading)は本当に安全?評判や危険性について徹底解説

海外のFX会社を利用しようと思うと、有名な会社の1つがXMであり、XMを利用したいと考える人もいるでしょう。

海外のFX会社だと、25倍以上のレバレッジが使えるというメリットがあります。XMを利用するときに気になるのは、その会社が安全であり信頼性があるのかということです。

トモヒロ
この記事ではXMの評判や安全性について解説します。

XM社とはどんなFXの業者?

XMは金融プロバイダーであるTrading Pointのブランド。世界各国でサービスを展開しており、196カ国でFXのサービスを提供しています。

有名なFX会社の1つがXMであり、日本でも人気のある海外FX業者です。XMは日本では一番有名な海外FX業者でしょう。

XMの口座は 全世界で100万口座 を突破し、世界で多くの人がFX業者として利用しています。

XMの資本金は3億6,000万ドル

XMの資本金は2017年の情報によると3億6,000万ドルであり、日本円にすると約400億円です。

トモヒロ
資本金が多いので、それだけ財政面での信頼性が高いと言えます。

国内最大手のFX業者のDMMの資本金が約100億円なので、国内業者よりも多い資本金を持っている企業です。

XMでは、出金拒否や出金トラブルなどが起きていないので、それは豊富な資本金に支えられている面もあるでしょう。

XMの安全性と金融ライセンス

XMは、世界各国のそれぞれの国で 金融ライセンス を取得しています。取得しているライセンスの一例は以下の通りです。

  • 本社 : キプロスのライセンス
  • ヨーロッパ : イギリスのライセンス
  • オーストラリア : オーストラリアのライセンス
  • 日本 : セーシェル島のライセンス

金融ライセンスにもお金を払うだけで取得できるものから、審査を受けて合格しないと取得できないライセンスまでいろいろあります。

XMは金融ライセンスの中でも厳しい審査の上で取得できるキプロスやイギリスのライセンスを取得しており、その上で セーシェル島のライセンス も取得しました。

トモヒロ
無許可での営業ではなく、ライセンスを取得しての営業しているので、信頼性の高いFX業者と言えます。

なぜ日本にはセーシェル島のライセンスなの?

XMはキプロスのライセンスを取得して、日本でFXのサービスを提供していました。日本の金融庁がキプロスに圧力をかけたために、キプロスのライセンスを持っていたXMは日本で営業できなくなってしまいます。

XMが日本で営業するためには、キプロス以外の国のライセンスを取る必要がありました。

日本の金融ライセンスを取得して営業すると、日本の規制に従ってレバレッジを25倍までに下げないといけません。

そこでXMはセーシェル島のライセンスを取得して、レバレッジを下げずにFXのサービスを日本でも提供できるようにしました。

日本の金融庁としては、国内の資金を海外に流出させたくないために、「日本人にはFXは国内FX業者を使って欲しい」と考えています。

そのために、海外FX業者に圧力をかけて、日本の金融ライセンスで営業するようにキプロスに圧力をかけたのです。 税金対策 脱税防止 のために、国内のお金の流れを明確にしたいという狙いもあるようです。

しかしXMはセーシェル島の金融ライセンスを登録し、キプロスのライセンスのときと変わらぬサービスを提供できるようにしました。

XMの顧客資産は分別管理

FX業者は倒産した万が一のときに顧客の資金を守るために、信託保全または分別管理という方法を採用しています。

信託保全 は、顧客の資金を銀行などに預けて、自社が倒産しても顧客の資金は守られる方法です。

分別管理 は、自社の運営金と顧客の資金を別々口座で管理する方法であり、倒産しても別口座にある顧客の資金は守られます。

XMの日本向けサービスはセーシェル島のライセンスで運営しているので、顧客資金は 分別管理 です。

顧客資金はイギリスのバークレイズ銀行に預けていますので、万が一XMが倒産したとしても顧客の資金を管理している口座は債務の返済などに使われる心配はありません。

さらにXMはAIGの保険に加入しているので、MAX100万ドルまで顧客資金を保険でカバーできます。

トモヒロ
このようにXMは2重の対策によって、顧客の資金を安全に守る仕組みを作っています。

XMの口コミや評判

XMを利用している方の口コミや評判をご紹介します。

入金ボーナスがある

レバレッジが888倍

日本語サポートがある

XM社を利用することのメリット

海外のFX業者であるXMにはいくつもメリットがあります。代表的なXMのメリットをご紹介します。

NDD方式を採用している

FXはトレーダーが注文を出すと取引が成立してはじめてポジション保有となります。ポジションを決済するときも、取引が成立してから約定です。

取引は、トレーダー、FX業者、銀行などのインターバンクの3つが関わります。

インターバンクはFXの為替レートを提供する提供元です。トレーダーとインターバンクの間にFX業者が入って取引を成立させるのがDD方式です。

それに対して、トレーダーとインターバンクの間にFX業者が入らないで取引を成立させるのが NDD方式 です。

  • NDD方式 : トレーダー ←→ インターバンク
  • DD方式 : トレーダー ←→ FX業者 ←→ インターバンク

NDD方式とDD方式の違いは、トレーダーとインターバンクの間にFX業者が入るか入らないかです。

XMが採用している取引方法は「 NDD方式 」です。

トレーダーの注文はFX業者であるXMを介さずに、そのままインターバンクに流すので透明な取引を実現します。NDD方式はFX業者がレートを不正に操作し、トレーダーの注文を呑むような呑み行為をできない方式なので、透明性の高い取引方法です。

POINT
NDD方式は、スキャルピングや自動売買を許可などトレードでの制限は少なくトレードの自由度が高いです。
また、約定率が高いというのもNDD方式の特徴となっています。

ゼロカットシステムを採用

国内のFX業者は 追証 の制度があります。口座残高以上の損失を出すと、口座残高はマイナスとなり、マイナス分はトレーダーが入金して補填しないとなりません。

雇用統計やスイスフランショックのような相場が激しく動くようなときにポジションを持っていれば、大きな損失を出すかもしれず、多額の追証が発生するかもしれません。

XMは ゼロカットシステム を採用しています。

口座残高以上の損失を出しても、口座はマイナスにならず、口座は0円になるだけです。口座以上の損失を出しても追証は発生せず、口座のマイナス分はトレーダーが補填する必要はありません。

マイナス分はXMが負担してくれます。

ゼロカットシステムによって、トレーダーは口座残高以上の損失を被る心配がなく、精神的負担を減らしてトレードできます。

レバレッジがMAX888倍

XMには3つの口座があります。スタンダード口座とマイクロ口座はレバレッジがマックス888倍 、ZERO口座はレバレッジがMAX500倍です。

国内FX業者は、レバレッジがマックス25倍なので、XMは遙かに高いレバレッジを使えます。ハイレバレッジで証拠金を少なくしてトレードしたい人にXMは向いているFX業者と言えます。

必要証拠金は約1円から可能

マイクロ口座の1lotは1,000通貨です。最小取引単位が0.01Lotであり、通貨に直すと10通貨です。

例えば、1ドル110円のときにレバレッジ888倍で10通貨分の取引をするとなれば、 必要証拠金 は以下の通りです。

10通貨 ÷ 888倍 × 110円 = 1.2円

必要証拠金は1.2円であり、つまりは 約1円から取引可能 です。

ちなみに「マイクロ口座」の場合は最低入金額は500円以上なので、1円だけ入金してトレードを始めるようなことはできません。500円入金して1円分の取引をすることはできます。

約定率が高い

約定率 が低いと、トレーダーは注文を出しても注文した値で取引が成立しにくいです。逆に約定率が高いとトレーダーの注文通りの値で取引が成立しやすいです。

XMの約定率は99.3%であり、ほぼトレーダーの注文は成立しています。

トモヒロ
注文を出しても約定しない、注文の値と大幅に違う値で取引が成立するようなことは、ほぼないので安心して使えます。

ボーナスやキャッシュバックがもらえる

XMには 入金ボーナス があります。

口座を開設するだけでもらえるボーナスであり、トレードの証拠金として使えます。つまりは入金せずともFXのトレードを開始できます。

ロイヤリティプログラムも、XMには用意されています。これは1Lotのトレードごとに貯まるポイント制度であり、ポイントは XMP という名前です。

貯まったXMPは証拠金として使えるクレジットに交換することもでき、または現金にも交換できます。交換したクレジットは出金はできませんが、交換して得た現金は出金できます。

日本語サポート・セミナーなどのサポート制度の充実度が高い

XMのサポートはメールとチャットの2つです。どちらも日本語でのサポートに対応しており、日本語でわからないことを聞けます。

海外のFX業者ながらも、日本語でサポートしているので、わからないことがあっても安心して聞けるでしょう。

ウェビナーというwebセミナーも開催されています。FXの知識が若干ある方向けのセミナーであり、ローソク足での心理、値動きの特性、移動平均線の考察などとトレードの力をつけたい人に適しているセミナーです。

トモヒロ
FXを始めたら、ウェビナーを活用すると相場の見方や戦略の立て方がわかってきます。

XMのデメリット(危険性)

XMは海外のFX業者であり、メリットも多いですが注意点もありデメリットになることもあります。特にハイレバレッジはトレーダーの考え方でメリットにもデメリットにもなります。

ハイレバレッジは一気に多額の損失を出す危険がある

レバレッジが高いほど、同じ通貨数でトレードするにしても、必要証拠金が少なくて済みます。

例えば1ドル110円のときにドル円を10万通貨買うには、レバレッジ25倍では44万円必要ですが、 レバレッジ888倍 だと約1万2,300円です。

レバレッジが高いほど同じ通貨数を売買するには、必要証拠金が少なくなり、それだけ資金に余裕が出ます。

 ハイレバレッジはロット数を多くしてトレードしがちです。ロット数が多いほど損失は膨らみやすいので、一気に口座のお金を失う危険もあります。

実効レバレッジがある

XMの最高レバレッジは888倍ですが、必ず888倍のレバレッジになるとは限らず、運用レバレッジである実効レバレッジになっていきます。

ポジションの保有額 ÷ 有効証拠金 = 実効レバレッジ

ポジション保有額が100万円で、有効証拠金が10万円ならば、実効レバレッジは10倍です。888倍で固定ではないことを覚えておきましょう。

200万円以上の有効証拠金ではレバレッジは200倍に制限

XMは888倍までのレバレッジを使えますが、有効証拠金が200万円以上になると、200倍に制限されます。さらには有効証拠金が1,000万円以上になると、レバレッジはマックス100倍です。

多額の資金を使いハイレバレッジでトレードしたい人にとっては、レバレッジ制限は歓迎できないかもしれません。

まとめ

XMは海外のFX業者であり、国内業者と違い888倍までのレバレッジを使えます。また、ゼロカットシステムによって、口座残高がマイナスになっても追証は発生しません。

XMは初心者にとってトレードしやすい環境のFX業者と言えます。

セーシェル島の金融ライセンスを取得し顧客の口座は分別管理しているので、XMは安全性が高いです。

これから海外FX業者を使おうと考えている方は、XMを使ってみてはいかがでしょうか?

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