MT4という言葉を聞いたことはありますか?XMでFX取引をする場合、MT4やMT5などのプラットフォームを選ばなければなりません。プラットフォームの種類によって、取引のしやすさや約定力に差が出てきます。
XMには2つのプラットフォームがある
XMにはMT4(metatrader4)とMT5(metatrader5)という2つのプラットフォームがあります。
MT4もMT5もメタクォーツ社(metaquotes)という会社が開発したプラットフォームで、FX専用のアプリとして人気を集めています。どちらにもメリット・デメリットがあるため、トレーダー一人ひとりが自分の状況にあったプラットフォームを選ばなければなりません。
世界中で現在もっとも利用されているのは MT4 ですが、取引の執行力を考慮したMT4プラットフォームをはじめに提供したのはXMTradingです。
XMのMT4の特徴と注意点
XMでもっとも利用されているプラットフォームはMT4です。2005年に発表されて以来、高い人気を誇るアプリで、 日本語に対応 しているというのも魅力的なポイントです。
さらにリクオートなし、約定拒否なし、1:1 から888:1までの柔軟なレバレッジを利用して取引できる、まさに万能ともいえるプラットフォームなのです。さらにMT4の特徴として、
- FX、CFD商品、先物を含む55以上の金融商品
- 1つのログインで8つのプラットフォームにアクセス
- 最小0ピップのスプレッド
- 完全なEA (エキスパート・アドバイザー) の機能性
- ワンクリック取引
- 50のインジケータ及びチャート・ツールを持つテクニカル分析ツール
- 3つのチャートタイプ
- マイクロロット口座
- ヘッジ可能
- VPS機能
という10個のポイントが挙げられます。では一つずつ解説していきます。
FX、CFD商品、先物を含む55以上の金融商品
MT4ではFX、CFD商品、先物など、 55以上の金融商品 のテクニカル指標が標準搭載されています。
1つのチャートに複数の金融商品の価格変動を表示することもできるので、一目で自分が取引する金融商品の値動きが分かります。さらに配色などもトレーダーの好みに合わせられるので、直観的に分かりやすいチャートにすることが可能です。
1つのログインで8つのプラットフォームにアクセス
MT4をプラットフォームとして使用していれば、1つのログインによって8つのプラットフォームにアクセス可能です。より多様な取引を行って、さまざまな角度から利益を上げられるチャンスがあるでしょう。
最小0ピップのスプレッド
XMでのMT4を使った取引では、スプレッドが 最小0ピップ です。XMのゼロ口座を利用すると、非常に狭いスプレッドでの取引が行えます。
完全なEA (エキスパート・アドバイザー) の機能性
XMではEAを用いた取引を認めています。そしてMT4では数多くのEAを使っての取引に非常に有効です。
EAを使った取引においてはMT4がとても使いやすく、自動売買システムを利用する方の場合は迷わずMT4を選ぶのがよいでしょう。
ワンクリック取引
MT4では ワンクリック注文 ができる機能が標準装備されています。最初にワンクリック注文と数量の設定をしておけば非常にスピーディーな取引が行えます。
50のインジケータ及びチャート・ツールを持つテクニカル分析ツール
注文が簡単なのに加え、テクニカル分析ツールが充実しているのもMT4の魅力です。50ほどのインジケータやチャート・ツールがあるため、より一層利益を上げられる瞬間を見逃しません。
3つのチャートタイプ
MT4ではチャートタイプがバーチャート、ローソク足、ラインチャートという3種類あり、チャートの時間軸も変更可能です。
マイクロロット口座
XMはより小さい取引単位での取引を許可している数少ない海外FX業者です。MT4では 最小10通貨の取引も可能 で低リスクでトレードすることができます。
それでいてボーナスはスタンダード口座などと同じものが受け取れるので非常にお得な口座となっています。
ヘッジングが可能
MT4では将来のリスクを低減させるため、 ヘッジング を行うことができます。先物取引によって将来の為替の変動による損失を抑えるといったリスクヘッジが行えるのもMT4の魅力です。
VPS機能が利用できる
MT4には VPS機能 が利用できるというメリットもあります。
MT4で利益を上げ続けるためにはずっとパソコンを起動しておかなければなりません。しかしそれでは電気代がかかりすぎると感じる方は、VPSを利用してMT4のEAを動かし続けることが可能です。
XMのMT5の特徴と注意点
XMTradingのMT5は、XMTradingのMT4に備わっていた全ての先駆的機能を備えており、プロのユーザーを念頭に置いた理想的なマルチアセットプラットフォームとして人気を集めています。
1つのプラットフォームから、約定拒否・リクオートなしの方針を持っており、1:1から888:1の柔軟なレバレッジを用いて、FX、ゴールド、原油、株価指数などさまざまな金融商品を取引できるのが魅力です。
MT5の特徴としては、
- 株価指数、FX、貴金属およびエネルギーを含む55以上の銘柄
- 1つのログインで7つのプラットフォームへアクセス
- 最狭0pipsのスプレッド
- EA機能を完全装備
- ワンクリック取引
- ヘッジング可能
といったMT4に備わっているという点が挙げられます。それに加えて、
- 80以上のテクニカル分析ツール
- 最新価格クオートで見る市場の深さ
- 全注文タイプに対応
という特徴もあります。特筆すべきMT4とMT5の違いは、主に処理速度、ローソク足の種類、インジケータや自動売買システム、対応している業者数の4つです。
処理速度は MT5 の方が速くなっています。ローソク足はMT4の9種類に対して、MT5は21種類とさらに豊富で、より細かな分析が行えるでしょう。
インジケータや自動売買システムに関しては MT4 の方が便利です。利用できる自動売買システムの数もMT5を圧倒しているため、インジケータや自動売買システムを利用してFX取引をする方は、MT4の方を選ぶとよいでしょう。
対応しているFX業者についてはMT5の方が少なく、現在のところはMT4の方が使い勝手のよいプログラムとなっています。
XM MT4のインストール方法
ではこれからMT4を導入しようとしている方のために、MT4のインストール方法について解説します。
PC版ダウンロードとインストールの手順
- ダウンロードページからMT4をダウンロードする。ダウンロードページはこちらです → MT4プラットフォーム
- ダウンロードが完了したら、「xmtrading4setup.exe」のファイルをクリックしてインストールを開始する。
- インストール画面の指示に従って作業を行えばインストール完了。
スマホ版ダウンロードとインストールの手順
- XMTradingのホームページを開き、「プラットフォーム」をクリックする。ホームページはこちらです → XMTrading
- スマートフォン、タブレットの中から、自分が使用している端末を選ぶ。
- インストールボタンを押して、端末にMT4をインストールする。
XMのプラットフォーム変更方法
続いてすでに口座を持っていて、プラットフォームを変更したい方のために、変更方法について解説します。
残念ながらXMでは、既存の口座のプラットフォームだけを変更することはできなので、主に2つの方法でプラットフォームを変更します。
XMの追加口座の開設方法でプラットフォームを指定する方法
まずは新たに口座を作るという方法です。XMでは 最大8つ の口座を保有できるため、XMへ新規口座開設して新たにプラットフォーム設定することが可能です。
まず会員ページにアクセスし、「追加口座を開設する」をクリックします。すると「リアル口座開設」というページが開くので、「取引プラットフォームタイプ」をMT4もしくはMT5にして手続きを進めます。
XМの既存の口座を解約する方法
すでに8つ以上の口座をXMで保有してしまっている場合でも、プラットフォームの変更は可能です。
XMでは口座削除も行えるため、口座を解約してから新規に口座を作ることでプラットフォームを 自由に変更 できます。
まとめ
XMで使用できるMT4もMT5もそれぞれメリット・デメリットがあります。特にEAなどの自動売買システムを利用する方にとっては、MT4が使いやすく利益を上げやすいでしょう。入金や出金の方法はMT4もMT5も殆ど変わりません。
現在FXプラットフォームはMT4からMT5への移行が始まっていて、今後さらにMT5の機能が充実していくと考えられています。それを見越して、複数の口座で2つのプラットフォームに慣れておくのもよいかもしれません。
XMでは既存の口座でプラットフォームのみの変更はできないため、新規口座開設時にMT4またはМT5を指定するという形でプラットフォームを選ぶようにしてください。