XMでトレードを行っているのであれば、クレジットカードによる入金を利用したいと考える方もいるでしょう。カードでお金を振り込むことには多くのメリットがあるからです。
XM口座にクレジットカードで入金する手順
XMを利用するトレーダーは、まずクレジットカードを使って自分の口座に資金を振り込む方法について知らなければなりません。今では多くのトレーダーがカードを持っているので、素早く口座に資金を入れてトレードを楽しめます。
実際国内のトレーダーが行った振り込みを無作為に抽出した調査では、カードを利用したものが全体の 59.6% を占めており、いかにこの方法が手軽で人気なのかが分かります。
すでにトレードを行っている方も、これからFXトレードを始める方も、カードで自己資金を振り込む方法を知っておくとよいでしょう。
ではXM口座にカードを使って入金する手順について解説します。
入金手順
XMで自分が保有している口座にカードで入金するのはそれほど難しくありません。
まず公式サイトにアクセスし、会員として自分のページに入ります。
公式サイトはこちらです ⇒ XMTradingホームページ
続いて口座番号とパスワードを入力して自分のページに入ります。
口座番号は、口座を作った時にXMから送られてくる メールに記載 されているはずなので、しっかり確認しメモしておきましょう。
パスワードも同様に、自分が設定したものなので、忘れないように注意する必要があります。
自分のページに入った後、上部にあるメニューから『入金』を選択します。すると利用可能な入金方法が表示されます。
bitwalletやSTICPAY、BXONE、銀行送金、クレジットカードの選択肢から、自分が利用しているブランドのカードを選択します。
XMではVISAとJCBからの振り込みに対応しており、Mastercardなど別のブランドはそもそも選択肢に表示されません。
カードのブランドを選択すると、金額を入力する画面となります。金額を入力し、誤りがないか確認したら確定ボタンをクリックしましょう。
確定ボタンをクリックすると、次にカード情報を入力する画面に移ります。カード番号、名義人の氏名、有効期限、セキュリティコードなどを間違えずに入力し、『入金』ボタンをクリックすれば決済が完了します。
入金のしくみ
XMでカードを使った入金を行うのは難しくありませんが、どのようなしくみで入金が行われるのかを理解しておくのは重要です。このしくみを理解しておかないと、思わぬトラブルになってしまうかもしれません。
まずXMには bitwallet、STICPAY、BXONE、銀行送金、クレジットカード という5つの入金方法があります。
日本国内にいるトレーダーはどの方法でも資金を振り込めますが、カードはとても便利な手法です。会員ページから入金額とカード情報を入力するだけなので、忙しい方でもほんの数分で手続きを完了できるでしょう。
さらに入金の方法は利益を引き出す方法にも影響します。カードで入金した場合には、出金の際に同額がまずカードに出金され、その後銀行送金によって利益分を引き出すという順番になるからです。
カード、オンラインウォレット、銀行送金の3種類すべての方法で資金を振り込んだ場合、カード、オンラインウォレット、銀行送金の順番で出金されることも覚えておきましょう。
入金手数料・反映時間
トレーダーがクレジットカードを使って自己資金を振り込む場合、少しでも利益を大きくするために 入金手数料 についても知っておく必要があるでしょう。
XMの口座にカードを使って入金する場合、手数料は一切かかりません。
たとえば銀行送金を利用して1万円未満の資金を振り込んだ場合、980円もの手数料が発生します。決済代行会社によっては手数料が1,500円となり、この他に振込手数料が発生する可能性もあるのです。
クレジットカードを使えば、手数料がかかる心配はまったくありません。しかもカードの場合、決済後即時に口座に反映されるのも重要なポイントです。トレーダーにとって、取引のタイミングは非常に重要です。
ここぞという時に資金が足りない事態にならないように、カードを使ってすぐに資金を追加できるようにしておきたいでしょう。
カードで資金を口座に振り込む場合、24時間365日いつでも決済が可能で、決済完了後リアルタイムで口座に資金が反映されます。
デビットカードの入金について
クレジットカードはないものの、デビットカードなら持っているというトレーダーもいるかもしれません。
XMではデビットカードを使った入金も受け付けています。デビットカードとは、決済と同時にカード利用者の銀行口座から支払額が自動的に引き落とされるカードのことです。
現在の銀行口座の残高がカードの利用限度額となり、とても便利です。XMへの入金でデビットカードを利用する場合、ブランドはクレジットカードと同様VISAかJCBでなければなりません。もしくは世界的に利用されているデビットカードブランドであるMaestroも利用可能です。
自己資金を振り込む方法についてはクレジットカードと同じです。
クレジットカード入金のメリット・デメリット
クレジットカードを利用して自己資金を振り込む際には、どのようなメリット・デメリットがあるか理解しておかなければなりません。
カードでの入金のメリット・デメリットについて把握しておけば、どのようなシチュエーションで利用すべきかが分かるでしょう。
ではカードで自己資金を振り込むとどのようなメリット・デメリットがあるか解説します。
クレジットカード入金のメリット
カードで自己資金を振り込むことにはいくつかのメリットがあります。まず 手数料が無料 であることです。
トレーダーであれば、自己資金をできるだけ多く取引に充てたいと思うでしょう。しかし入金に手数料がかかると、それだけトレードに利用できる資金が減ってしまいます。
カード入金では、自己資金をまったく減らすことなくトレードできるのが大きなメリットです。手数料自体はわずかでも、繰り返し自己資金を振り込む場合にはかなりの金額になります。数百円や数千円の差で利益が大きく変わることもあるので、注意が必要です。
自己資金を振り込む経費を少しでも節約するために、カード入金は大いに役立つ方法といえるでしょう。
カード入金の別のメリットは、 口座に即時反映 されることです。
トレーダーは取引のタイミングを見計らって、最適な時を見極めなければなりません。タイミングを逃すと、利益を上げられず損失を被ってしまうことさえあります。カード入金の場合、手続きが数十秒で済み、XMの自分の口座への反映も即時であるため、スピーディーな取引が行えるでしょう。
証拠金維持率が低くなりすぎた場合、ロスカットを避けるためにもカードによる入金が有効です。
さらに 最低入金額が500円 というのもメリットといえるでしょう。
カードのブランドがVISAに限られますが、500円からの入金が可能です。トレーダーとしてまだ日が浅い方は、少しずつ自己資金を振り込んで取引したいと感じるかもしれません。
自己資金が少なければ、大きな損失を被るリスクを最低限に抑えられるからです。500円という少額から取引できるのはカード入金の大きなメリットです。
銀行送金の場合には最低でも1万円以上を振り込まなければならないので、カードによる入金を好むトレーダーが多いのも頷けます。
カードだけのメリットではありませんが、入金によって ボーナス がもらえるのもトレーダーにとってはうれしいポイントです。
まず500米ドル相当額までの振り込みであれば、同額のボーナスがもらえます。たとえば400米ドル分を振り込めば、ボーナスを合わせて800米ドル分の取引ができるのです。さらにそれ以上の金額を入金しても、入金額の20%のボーナスが提供されます。
しかもこのボーナスは総額が5,000米ドルになるまで何度でも受け取り可能です。ボーナスを受け取るのに申請などを行う必要はないので、振り込み後すぐに多額のトレードが行えるでしょう。
最後のメリットは、クレジットカードの ポイント が貯まる点です。
カードで自己資金を振り込むと、ショッピング枠が使われます。するとカードのポイントが貯まっていくのです。カードのポイントをよく利用する方にとってはうれしいメリットとなります。
自己資金が着金するスピードと正確さ、手軽さがカード入金の魅力といえるでしょう。
◆口座に即時反映される
◆最低入金額が500円
◆入金によってボーナスがもらえる
◆クレジットカードのポイントが貯まる
クレジットカード入金のデメリット
クレジットカード入金にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
トレーダーとしてXMで取引していくにあたって、カード入金のデメリットについても知っておくことは重要です。ではカード入金のデメリットをいくつか見ていきましょう。
最初のデメリットは、 利益を引き出せない 点でしょう。
カードで振り込んだ自己資金を使って多くの利益を上げたとしても、その利益をカードに出金することはできません。XMの出金にはルールがあり、利益を引き出せるのは唯一銀行送金だけです。
たとえばカードを使って5万円を自分の口座に振り込み、トレードの結果3万円の利益を上げたとしましょう。合計8万円を引き出そうとすると、まず入金額と同じ5万円がカードに返金されます。そして利益分である3万円が銀行送金となるのです。
続いてデメリットといえるのが、 出金に時間がかる 点です。
カードで自己資金を振り込んだ後、利益を引き出そうとすると、カードへの返金という形になります。ショッピングをした後、支払いをキャンセルしたのと同じ扱いとなるのです。
デビットカードを利用した場合には返金まで1週間から2週間程度、クレジットカードで入金した場合には1ヶ月から2ヶ月程度時間がかかるケースがあります。多額の入金をした場合には、引き出すのに時間がかかることを覚えておきましょう。
さらに使えないカードがあるのもデメリットといえます。
XMで受け付けているカードのブランドはVISAとJCBのみです。VISAは世界的に有名なカードのブランドで、JCBは日本国内で高い人気を誇ります。
そのため日本人のトレーダーにとってXMのカード入金は便利なのですが、使用できないカードもかなりあります。
カードで自己資金を振り込む際に覚えておくべき別の点は、入金の上限額です。
JCBを利用しているトレーダーの場合、月間の最高入金額が75万円とされています。これ以上のショッピング枠があっても、XMの口座にそれ以上の自己資金を振り込むことはできないので注意しましょう。
もしそれ以上の金額のトレードがしたいのであれば、月をまたいで振り込みを行わなければなりません。また当然ですが、利用しているカードの利用上限額を超えての振り込みは行えません。
その点で、 入金の上限が決められている というのも、デメリットといえるでしょう。
◆出金に時間がかる
◆使えないカードがある
◆入金の上限が決められている
クレジットカード入金ができない場合の対応方法
インターネットの口コミを見ていると、XMでクレジットカードを使った入金ができなかったという意見を見かけることがあります。
そのためXMを詐欺業者や悪徳業者と考えているトレーダーもいますが、実際にはそうではありません。カード入金ができない場合には、通常何らかの理由があり、対策を講じることができるからです。
XMは優良業者であり、多くのトレーダーが問題なく入金・取引・出金を行っています。ではカード入金ができない場合の原因と対応方法について解説します。
利用できないカードを使っている
カードによる振り込みが拒否される場合、まず調べるべきなのが カードの種類 です。
XMが受け付けていないカードを利用しているのであれば、入金は絶対にできません。XMで利用できるカードのブランドはVISAとJCBだけです。Mastercardや他のブランドは、たとえ世界的によく知られたものであっても受け付けてもらえません。
これはデビットカードも同様です。デビットカードの場合、Maestroカードも利用可能です。楽天カードはVISAやJCBであっても入金できません。これは楽天のポリシーによるものなので、将来的に楽天カードが使える可能性もほとんどありません。
さらに返金処理ができないプリペイドカードも使用不可です。
バーチャルカードを使おうとしている
XMに入金できない別の理由として、バーチャルカードを利用している可能性が挙げられます。
バーチャルカードとはインターネットのみで使用できる仮想カードです。これもXMでは利用できません。XMはトレーダーからの入金の際に、利用しているカードが返金可能な種類のものかをチェックしています。
バーチャルカードでは返金処理が行えないので、XMへの振り込みはできないのです。必ず現物のカードを使うようにしましょう。
クレジットカードの残高が足りない
XMへの入金ができない際に考えられる別の理由は、 残高不足 です。
カードには利用限度額が決められており、それ以上の利用はできません。たとえば20万円のショッピング枠がある場合、当然20万円を超える入金はできません。
トレード以外に買い物や支払いをカードで行っているのであれば、残高はさらに少なくなるでしょう。
するといざXMに自己資金を振り込もうという時に、クレジットカードが使えないことがあるのです。カードによる入金はVISAの場合500円から可能ですが、ある程度の利益を上げたいならば数万円から数十万円の自己資金が必要です。
XMの場合、レバレッジを利用して少額の自己資金で多額の取引を行うことも可能です。しかし自己資金がなければ証拠金維持率を保つのが難しくなるので、口座に自己資金を振り込んでおくことは非常に重要です。
これからFXトレードを始める方は、カードのショッピング枠と現在の残高にも気を付けるようお勧めします。
カード会社が入金を制限している
カード自体には問題がなくても、カード会社が制限を課しているケースもあります。これには2つの種類があります。
1つ目は、 カードの不正利用を検知して利用を制限した場合 です。
日本国内に住んでいるトレーダーがXMに入金しようとすると、カードが海外で使用されることになります。XMが海外FX業者だからです。すると普段使われていない場所でいきなりカードが利用されるので、カードが不正利用されていると判断されることがあるのです。
この場合、カード会社は利用者の利益のために入金を制限します。トレーダー自身がカード会社に連絡し、カードの制限を解除してほしいとお願いすれば問題なく振り込みができるでしょう。
2つ目は、 カード会社が海外FX業者への入金を制限している場合 です。
海外FX業者は金融庁の認可を受けていません。これはXMに限ったことではなく、ほとんどの海外FX業者は金融庁の認可を受けていないのです。そのためカード会社によっては、リスクマネジメントとして海外FX業者への入金を許可しないのです。
口座名義とカードの名義が異なる
カードによる入金ができない場合、XMの口座名義とカードの名義が同じかどうかを確認することも重要です。
XMを含む海外FX業者はマネーロンダリングを防止するため、本人確認を厳しく行っています。そのためXMの口座の名義人とカードの名義人が異なる場合、入金を拒否することが多々あります。
たとえばトレーダーが同居している親名義のカードを使って入金しようとしても、受け付けてもらえません。必ず口座とカードの名義人が同じ人物になるようにしましょう。
どうしてもカードによる入金ができない場合には、オンラインウォレットや銀行送金といった別の入金方法を試すようお勧めします。他の入金方法についてはこちらの記事に詳しく書かれているのでご覧ください。
まとめ
XMにはいくつかの入金方法がありますが、多くのトレーダーが利用しているカード入金には多くのメリットがあります。
素早く手続きを終えられ、すぐに自己資金が口座に反映されるので、スピーディーな取引に役立てられるでしょう。
時折トラブルが発生しても、すぐに原因を見極めて解決することが可能です。ぜひカード入金を活用して、XMでFX取引を楽しむようにしましょう。