海外の人気バイナリー業者のハイローオーストラリアですが、なかなか 勝てない という声をよく聞きます。僕自身もたくさんの生徒さんのコンサルティングをしてきましたが、勝ち続けることは決して簡単では有りません。
これは初心者に限った話ではなく、プロレベルの投資家ですらなかなか勝てないという話もあります。
そこで、この記事ではハイローオーストラリアで勝てない理由、そして現状勝てない方の対処法について徹底検証していきます。ぜひ記事を参考にして練習してみてください。
fa-file-text-oこの記事で学べること
- ハイローオーストラリアで勝てない理由を知る
- バイナリーオプションで勝てない場合の対策がわかる
- ツールを使うことで勝率UPが可能である
ハイローオーストラリアは勝てない業者なのか?
バイナリーオプションのトレードをする人の中には、「ハイローオーストラリアは勝てない業者なのか?」という疑問を抱く人も少なくありません。
ハイローオーストラリアの安全性
ハイローオーストラリアとはその名の通り「オーストラリア」の証券投資委員会(ASIC)の金融ライセンスを受けた業者でしたが、2019年4月にマーシャル諸島共和国の設立に変更となっています。
ハイローオーストラリア自体が設立されたのは2010年5月、バイナリーオプション投資業界では10年もの取引の実績があります。
正式の社名・商号は、「HLMI Ltd」と表記し、現状金融ライセンスは取得していない業者のようです。ただ、運営実態は変化がなく、サービスのレベルとしてはオーストラリアの金融ライセンスを取得していたときと全く変わっていないようです。
ハイローオーストラリアの公式サイトには以下のような表記があります。投資家の資金は、確実かつ健全に銀行の保有する口座にて分別管理が徹底されているようです。
お客様の資金は信頼性の高い金融機関の口座に分別管理されています。他のFX業者とは異なり、当社は業務用、又は原市場のヘッジのためにお客様の資金や未実現利益を流用することはありません。当社は専門職業賠償責任保険に加入しております。
日本の金融庁では未認可
海外のバイナリーオプションの業者を選んで取引する人も多いですが、海外の業者選びでは1つ注意点があります。
現時点では、ハイローオーストラリアは日本国内において、金融庁の認可を受けていません。
「ハイローオーストラリアは勝てない業者」と一概に決めつけることはできませんが。日本国内の金融庁では未認可であることは不安材料にもつながります。
なお、「 金融庁では未認可 」とは、日本の金融庁には正式な金融機関として登録されていないことを意味します。
現地オーストラリアの金融当局ではすでに認可済みですが、日本国内で近い将来に認可される見込みがあるかどうかはわかっていません。
バイナリーオプションの勝率は50% ?
そもそもバイナリーオプションとは、価格が上がるか(ハイ)下がるか(ロー)のどちらかを 任意に選択する取引 です。
単純に計算すれば2つのうちのどちらかを選択するわけですから、 勝率は50% となります。
株式の投資のように、株を買った時よりも高くなった時に売却する取引ではないので、初心者にも簡単にできる投資です。
さらにもうひとつ補足しておきたいことがあります。
2倍以上のペイアウト率を設定した場合は、売り・買いにスプレッドを入れる仕組みです。そのため、バイナリーオプションの業者に利益が得られる仕組みです。
ハイローオーストラリアで勝てない4つの理由
ハイローオーストラリアでは勝てないと言われる理由は、僕自身の経験から、おもに4つ考えられます。
為替に関しての基礎知識がない
バイナリーオフーションはFXや株式投資と比較すると、 シンプルでわかりやすい取引 というイメージが定着しています。
しかし、実際の取引では為替相場が今後上昇するか下降するか、どちらかを選択しなければなりません。
仮にハイローオーストラリア以外の業者を選んで取引を行ったとしても、為替に関する基礎知識を持たない人は取引に失敗するリスクが高いです。
逆に言えば、為替の基礎知識を持たない人が安易に投資をして取引に失敗した場合、それは業者の責任ではなく投資家の自己責任 です。
チャート分析をせずに勘だけでトレードしてしまう
バイナリーオプションの投資を行う以上は、しっかりとした術を身につける必要があり、特に分析力と判断力が必須です。ただその時の運にまかせて取引をするようでは、成功するはずがありません。
その中でバイナリーオプションの 初心者 の多くはハイ・ローで取引を行うのが一般的です 。経験豊富な投資家 はターボやハイロー・ターボスプレッドなどの高度な手法で取引を行うケースもあります。
投資の経験の程度に関係なく、どの手法で取引を行うにしても しっかりとしたチャート分析 を行うことが必要です。
資金管理ができていない
バイナリーオプションの取引にはまり込んでしまい、中にはカードローンやキャッシングでお金を借りてまで投資金に充ててしまう人もいます。
しかし、投資金を用意するために借金をしては絶対にいけません。
トレードを開始する前に「投資金はいくらまでが妥当か」「損失はどこまでなら許せるか」自分でルールを決めておくことが肝心です。
僕自身がコンサルをしていて感じることですが、 資金管理ができていない人 には、次のような特徴があります。
- 金銭感覚が麻痺している
- ハイリターンを期待しすぎる
- 間違った情報を鵜呑みにする
バイナリーオプションは少額で大きな取引が可能であるため、頻繁に取引を繰り返しているうちに 金銭感覚が麻痺 することがあります。
バイナリーオプションに限らず、すべての投資においてハイリターンとハイリスクは背中合わせであると考えられます。
実際の取引では利益を上げることばかり意識して、その結果、逆効果になるケースが多いです。
「50万円の資金を60万円にする」目標は高くてもこの程度で十分です。
資金管理ができていない人の中には、バイナリーオプションに関する 間違った情報 を鵜呑みにするケースが多々あります。
「高額なツールを購入して取引に勝てる」という情報を信用して取引を行った結果、多額の損失を出してしまうケースもあります。
チャートなどのツールは、あくまでも分析力を養うためのものであり、勝てるという保証はゼロです。
感情のコントロールができていない
バイナリーオプションの投資に成功する人、失敗する人には決定的な違いがあります。
感情のコントロール ができていない人は、バイナリーオプションに限らず、どの投資をしても失敗するリスクが高いです。すぐに感情的になる人、冷静に判断ができない人はそもそも投資が向いてない可能性がありますので、今一度考え直す必要があるかもしれません。
バイナリーオプションで勝てない人の対処法
資金管理を徹底する
資金管理は難しいものではなく、計算が得意な人でも不得意な人でも誰でも簡単にできるものです。
そもそも資金管理とは、自分が行う取引において必要な資金をどう運用していくのか考えた上で自己責任においてお金を管理することを指します。
バイナリーオプションの取引を行うにあたり、 損失を最小限に抑えること を念頭に置く必要があります。損失を食い止めることができれば、資金の流失を防ぐことができます。
資金管理を上手に行う重要ポイントは、下記の2つです。
- 1日の取引の金額の上限を決めておく
- 定期的に投資金の見直しを行う
たとえば、1日の取引の上限の金額を3万円まで、1回あたりの取引の上限額を3000円までにするといった形です。
取引に成功して大きな利益が得られたとしても、 自分で決めたルール は着実に守ることが重要です。
バイナリーオプションの取引で、利益が着実にアップしていたとしても、投資金を増やすのは控えるべきでしょう。
1年ごとに投資金について見直しを行う前に、1年間の取引の状況をしっかり把握しておく必要があります。
1年間トータルで損失が多い場合は投資する金額を少し減らす、取引の回数を減らすなどの対策をとりましょう。
感情のコントロールを行う
バイナリーオプションの取引で失敗しないためには、 感情 をうまくコントロールすることが必要になってきます。
1回取引をして勝てないからと、2回目・3回目にチャレンジする投資家も多いです。
しかし、取引を成功させるには冷静な判断力と分析力が要求されます。
言い換えればメンタルが強くなければ、取引に成功する可能性は低いです。
感情がうまくコントロールできない人は、次の2つを実績することをおすすめします。
- パソコンやスマホからしばらく離れる
- 物事を一歩離れて客観的に捉えるようにする
- 気分転換をする
取引で成功した時にも失敗した時にも、感情コントロールは難しいものです。
しかし、勝敗の結果に関係なく、そこでいったんパソコンやスマホの画面から離れてはいかがでしょうか。画面に向かっていると冷静さを失ってしまうこともあります。
投資を成功に導くには専門的な知識もちもちろん必要ですが、それ以上に メンタル が重要です。物事に主観的になってしまうと、冷静な判断ができなくなります。
投資を行う時だけではなく、普段から物事を一歩離れて客観的にとらえる習慣をつけておくと良いでしょう。
たまには、バイナリーオプションのことを忘れて気分転換の時間を持つことも大事です。
時には他のことに目を向けて楽しむ時間を過ごすことで、気分転換ができます。
レンジ相場を狙う(トレンド相場とレンジ相場の違い)
投資で勝てない悩みを解消するための対策として、 レンジ相場 を狙う方法があります。
レンジ相場を狙う前に、為替の相場局面であるトレンド相場とレンジ相場の相違点について確認しておきましょう。
為替相場はふだんから上昇したり時には下降したり、この状態が常に続いています。
それを長い目で見た時に ある一定の方向性 を見いだすことがあります。
長期的に継続した上昇する場合は上昇トレンド、長期間に渡り下降の傾向にある場合は下降トレンドと表現します。
トレンドには該当しない、つまり為替相場の動向がいまひとつつかめない状態です。
もちろん時々は、為替相場が上昇したり下降することもあります。
長い目で見た時に上昇も下降もなく、今後の値動きの動向がつかみづらい状態、これがレンジ相場の特徴です。
言い換えれば、ある一定の範囲内の枠を出ることがなく、狭い幅や領域の中で価格が変動している状態です。
ボックス相場を狙ってエントリーする
バイナリーオプションの取引では、ボックス相場(レンジ相場)が良いと言われています。
トレンド相場とレンジ相場を比較すると、トレンド相場の方が 価格変動の勢いが強い 傾向があります。
そのため、レンジ相場を見る限りでは、トレンド相場よりも 値動きの変動幅が小さい です。
統計的に見ると、大規模な経済指標が発表される前の時期に多く見られる傾向です。
FXの取引では、通貨の値動きの幅が小さい場合は、高い利益が得られにくいため、レンジ相場との相性が悪いです。
しかし、バイナリーオプションでは、値動きの幅が小さくても利益が得られますので、レンジ相場を上手に活用して取引を有利にすることが可能です。
値動きの幅の大小に関係なく、取引に成功すれば約2倍のペイアウト率で利益を生み出せるチャンスがあります。
◆レンジ相場の方が値動きの変動幅が小さい
◆FXの取引ではレンジ相場との相性が悪い
◆BOではレンジ相場を上手に活用して取引を有利にすることが可能
◆約2倍のペイアウト率で利益を生み出せるチャンスがある
ハイローオーストラリアで勝てない理由まとめ
この記事では、ハイローオーストラリアで勝てない理由を検証しながら、勝てない悩みを解消するための対策について取り上げてみました。
最後のまとめとして、バイナリーオプションで勝つための対策として
- 資金管理を万全に行い無理のない投資を
- 感情のコントロールを上手に行い冷静さと判断力を養うこと
- トレンド相場に府の回されることなくレンジ相場を狙う
これらの点に注意しながら、楽しくトレードをしてみてください。ご質問等もお受けしていますので、ぜひLINE等で連絡をください。