XMでFX取引をする時にはMT4やMT5といったプラットフォームを使用することが多いと思います。
しかし場合によってはMT4が 回線不通 になってしまったり、 無効な口座 という表示になってしまったりすることがあります。
MT4・MT5の接続状況の種類
MT4やMT5など、FX取引に用いるプラットフォームでは、画面にその時の接続状況が表示されます。接続状況には、
- 接続状態に問題がない
- MT4・MT5の画面に「回線不通!」の表示が出る
- MT4・MT5の画面に「無効な口座」の表示が出る
という3つの種類があります。ではこの3つについて解説します。
接続状態に問題がない場合
FX取引のためのプラットフォームが正常に接続されているのであれば問題ありません。しかしどうやってMT4やMT5が正常に接続されていることが分かるのでしょうか。
正常に接続されているのにチャートがまったく動かない場合には、パソコンの処理能力が追い付かずにフリーズしている可能性があります。
クリックしているのにMT4が反応しなかったり、画面が真っ白になってしまったりする場合にも、別のアプリケーションやプログラムがメモリーを大幅に消費している可能性が高いです。そのプログラムを終了してからもう一度MT4を立ち上げてみましょう。
MT4と同じく、チャートもリアルタイムで表示されるはずです。もし反応が悪い場合にはMT5を立ち上げなおす必要があるかもしれません。
回線不通と表示される場合
もしMT4やMT5が正常に接続されていない場合、画面の右下に『 回線不通! 』という表示が出てきます。
これはMT4やMT5がTMTradingのサーバーと接続できていないことを意味しています。口座にログインできていない状態なので、取引はできません。
無効な口座と表示される場合
XMにおけるFXの取引での別のトラブルは、画面の右下に「 無効な口座 」と表示される場合です。このケースでも通貨ペアの売り買いはできません。
同じく画面に『コモンエラー』の表示が出てくることもありますが、原因は同じです。
一方画面の右下に何の表示も出てこないのであれば、どのような状況になっているのかを別の方法で確かめてみる必要があるでしょう。MT4やMT5の画面にある『表示』から、『ステータスバー』をクリックしチェックを入れます。
すると画面上に現在の接続の状況が表示されるので、接続に問題があるのかないのかが分かるでしょう。
MT4やMT5に接続できない場合の原因と対処方法
ではMT4・MT5に接続できない場合にはどうしたら良いのでしょうか。接続できない原因を見極めて、それに合わせた対処法を講じていかなければなりません。
FX取引で用いるMT4やMT5に接続できない主な原因としては、
- ログイン情報が間違っている
- MT4にMT5の情報で入ろうとしている
- 口座がまだ有効化されていない
- 口座が休眠口座か凍結されている
- デモ口座の場合には期限が切れている
- 古いバージョンのMT4やMT5を使っている
- 休場日に取引しようとしている
- XM側でサーバーメンテナンスを行っている
- 自宅orXMのインターネットの不備
が挙げられます。では一つひとつ詳しく解説します。
ログイン情報が間違っている
『回線不通!』や『無効な口座』という表示が出ているのであれば、入力している情報が間違っている可能性が非常に高いです。
MT4やMT5にログインするためには、『ログインID』、『パスワード』、そしてサーバー情報を入力しなければなりません。入力するIDやパスワードはアルファベットの全角半角などを含めしっかりとチェックすることが重要です。そうしないとエラーが出てしまうでしょう。
同じアカウントで複数の口座を持っている方の場合、口座同士でサーバー情報が異なることは珍しくありません。XMの会員ページからサーバー情報を確認することができます。
XM会員ページはこちらです ⇒ XMTrading 会員ページへのアクセス
MT4にMT5の情報で入ろうとしている
特に複数口座を持っているユーザーに多いミスですが、FX取引にMT4を使っているのにMT5の情報でログインしている、あるいはその逆があります。
MT4のIDやパスワードはMT5で使用できません。当然MT5で使っているパスワードなどのログイン情報をMT4で使用することもできません。
自分が今使おうとしているのがどちらのシステムなのか、パスワードなどの情報は合っているのかを 再度確認 して、ログインを再試行してみる必要があるでしょう。
口座の有効化が終わっていない
とくに『無効な口座』という表示が出る場合、 口座が有効化されていない のが原因かもしれません。口座が有効になっていないと、お金を振り込むことも、通貨ペアを売り買いすることもできません。
口座を有効なものとするためには運転免許証などの身分証明書と、住所証明書をアップロードする必要があります。どんなものが住所証明書になるのかについてはよく確認するようにしてください。
また書類によっては発行後6ヶ月以内のものを提出しなければなりません。XMの会員ページにログイすると口座を有効化するためのボタンが出てくるので、そこから必要書類をアップロードします。
土日祝日でなければ、アップロード完了後24時間以内に口座を有効にしてもらえるでしょう。
口座が休眠口座か凍結されている
MT4やMT5に接続できない場合に考えられる別の原因は、口座の「休眠」もしくは「凍結」です。XMでは90日間まったく取引も出入金もない場合には口座が休眠させられます。
口座が休眠している間は、 毎月5ドルの口座維持費 が引き落とされていきます。毎月5ドルが自動で引き落とされていくので、放っておけばいずれ口座の残高はゼロになるでしょう。
休眠口座であれば新たに取引や入金すれば解除することが可能です。しかし口座が凍結された場合にはその口座に再度ログインすることはできず、新たな口座を開設しなければなりません。
もしID、パスワード、サーバー情報が間違っていないのに正常に接続できないのであれば、口座凍結されていないかを確認しましょう。
デモ口座の場合には期限が切れている
もしデモ口座を開設しているのであれば、 利用期限 があることを覚えておきましょう。もし利用期限を過ぎてしまうとログインできなくなります。
リアル口座と異なり、自分のお金を失ってしまう事はありませんが、もし再度デモ口座を利用したい場合には新たにデモ口座を作り直すことで解決できます。
古いバージョンのMT4やMT5を使っている
MT4やMT5の古いバージョンを使っていると、更新されたサーバーに正常に接続できなくなる可能性があります。
MT4の場合、旧バージョンは2017年10月1日から利用できなくなりました。しばらくMT4やMT5を使わずにいて、久しぶりに使う方はバージョンが最新かどうかを確認するとよいでしょう。
最新のMT4はXMのサイトからダウンロード可能です。XMのサイトからメタトレーダーを再インストールすると 自動的に上書き され、アップデートは完了します。
休場日に取引しようとしている
MT4やMT5で接続できない場合、もしかすると市場が動いていない休場日にログインしようとしているのかもしれません。土日や、クリスマス、年末年始といった特別な休日には、取引を行うことができません。
日本と、XMの拠点があるセーシェルとの間には時差があるので、日本では月曜日になっていても、取引時間外ということもありえます。そのようなケースでは取引が始まって相場が動き始めれば接続不良は解決します。
XM側でサーバーメンテナンスを行っている
XMは時折サーバーのメンテナンスを行うことがあります。世界中のトレーダーが快適に取引を楽しむために、定期的なサーバーメンテナンスは必要不可欠です。
サーバーメンテナンス中にMT4やMT5にログインしようとすると回線不通の表示が出ることがあります。通常サーバーメンテナンスは取引時間外に行われるのですが、まれに取引時間内に10分程度のメンテナンスが行われることもあります。
そんな時には前もってXMから メールで通知 が来るので、ログインできない場合には登録しているメールを確認してみるようにしましょう。
取引時間内のメンテナンスはあっというまに終わることが多いので、少し待ってから再度ログインすると接続できるかもしれません。
自宅orXMのインターネットの不備
インターネット接続に不備があると当然MT4やMT5も接続できません。回線不通の表示が出る場合には、自宅のインターネット回線が正常かも確認するようにしましょう。
また稀にですが、XM側のサーバーに不具合が起こったり、インターネット回線が不安定になったりして世界中のトレーダーに影響を与えることがあります。その場合にはトレーダー側は何もすることができないので、復旧まで取引を控えます。
まとめ
XMで用いられるMT4やMT5の回線不通・無効な口座の表示にはいろいろな原因があることが分かりました。
いくつもの原因が考えられるので、一つひとつしっかりと確認しながら本当の原因を探り、それに合った対策を取るようにしましょう。
スムーズで快適なFX取引を楽しむために、上手にMT4・MT5を利用するようにしてください。
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