バイナリーオプションをこれから始めたいと考えている方も、始めは難しいと感じるかもしれません。トレードは種類がいろいろあってわかりにくいですよね。
バイナリーオプションとは何?FXとの違いは?
バイナリーオプションは、通貨ペアの為替を使った金融派生商品の一種です。
一言で言うと、将来の為替相場のレートが、現在よりも上がるか下がるかを選び、金額を入力して購入(注文)します。
例えば、「15分のトレード」なら、今から15分後に相場が上がっているか下がっているか選び予想します。そして、当たれば業者のペイアウト率に応じて利益として残高が増える仕組みです。
一方で予想が外れた場合は、そのままエントリーした金額が全て損失となります。FXとバイナリーオプションの特徴の違いを、以下の表にまとめてみます。
FXとバイナリーオプションの違い
バイナリーオプション | FX | |
---|---|---|
取引について | エントリーのタイミングのみ自分で決める | エントリーとエグジットのふたつの要素がある |
利益 | エントリーした時点で決まっている | エントリーとエグジットのタイミングによってかわる |
資金 | 1エントリで最大20万円 | 業者によって変わるが、購入金は高額もOK |
まずはじめにFXとバイナリーの基本的な違いは、エントリー とエグジット があるかどうかです。
バイナリーでは判定時間になれば自動で決済され、利益が確定します。一方で、FXは利益を確定するタイミングを自分で選べます。一般にFXのほうが考えるべき要素は少し多くなり、複雑なトレードです。
エントリーしたときに含み損が出ていた場合、そのままポジションを持ち続けるとレートが回復して利益になることもあります。
しかし、そのままレートが回復せずに、損失が膨らむことも多くあります。
また、バイナリーオプションはトレードで勝ったときの利益が、○倍などと業者によって予め決まっています。1pipsでも100pipsでも勝ちは勝ちでペイアウト率の倍数の金額を受け取れます。ですので少ない金額から投資をスタートしたい人やシンプルなトレードを好む人には良いかもしれません。
一方でFXは「証拠金取引」という名前からもわかるように、証拠金に対して国内業者であれば最大25倍までレバレッジをかけることができます。エントリーできる資金に比例して、利益を効率よく増やしていくことが可能なのです。ただ、FXの場合、少額から増やすのは難しいですし、リスクもあります。
これらの特徴を考えれば、少額からお金を増やすには基本的にバイナリーが向いていて、大きなお金を増やすのはFXのほうが効率がよいと言えます。
◆FXのほうが学ぶ要素は少し多くなり複雑なトレードとなる
◆少額からお金を増やすにはバイナリーが向いている
◆大きなお金を増やすのはFXのほうが効率がよい
バイナリーオプションの仕組みとは?
バイナリーオプションの仕組みを、以下のふたつにわけて解説します。
- 業者とトレーダーの関係性
- バイナリーオプションの利益の計算方法
順番に説明します。
業者とトレーダーの関係性
利用者はもちろんバイナリーで勝ちたいと思っているわけですが、一方で、ハイローオーストラリアなどの業者側もこのビジネスで利益を得たいわけです。
業者側が収益を得る方法として挙げられるのは、プレイヤーが勝った時のペイアウト率 の調整です。
ペイアウト率とは、エントリーした金額に対して、トレードで勝ったときに利益となる金額の比率。
例えば、ペイアウト率が1.80倍のときは、1万円でエントリーして取引に勝つと、1.8万円となって返ってきます。もちろん負ければ1万円はなくなります。
ペイアウト率を調整することによって、業者は利益を出しているのです。ここで一例を挙げてみます。
- 100人が1万円でエントリーして勝った場合、業者が支払うのは80万円
- 100人が1万円でエントリーして負けた場合、業者が受け取るのは100万円
つまり100万円と80万円の差額が業者の利益になります。
やはりバイナリーオプションではもちろん負ける人のほうが圧倒的に多いので、業者側はさらなる利益を得ていることになります。
これがFXの場合、買値と売値に差があるスプレッドという形の 手数料がかかります。つまり売買を繰り返すにつれて売り買いをする度に料が発生していくイメージです。
バイナリーオプションの利益の計算方法
利益を計算する前に、損益分岐点という言葉を覚えてください。損益分岐点を知ると、どれくらいトレードに勝つと利益がでるのかがわかります。
以下の公式で、損益分岐点を計算できます。
ペイアウト率が1.85倍の場合、損益分岐点はだいたい54%。つまり勝率が54%でちょうど、損失も利益もないイーブンの状態です。
そのため、BOでは 勝率60%以上 を目指すのがおすすめです。では、具体的にどれくらい利益がでるのかを見てみましょう。
バイナリーオプションの利益
条件設定:ペイアウト率1.85 一回のエントリー金額10,000円
エントリー回数 | 勝率 | |||
0.5 | 0.6 | 0.7 | 0.8 | |
10 | -7500 | 11000 | 29500 | 48000 |
20 | -15000 | 22000 | 59000 | 96000 |
30 | -22500 | 33000 | 88500 | 144000 |
バイナリーオプションの利益計算は、上記のような結果になります。トレードは基本的に勝率50%で利益がでませんので、少しでも勝率を上げることが大切です。おおむね60%以上勝率であればコンスタントに利益を積み上げていくことが可能です。
また、以下のサイトを使うと、BOの利益計算が簡単にできます。
>>>トレード利益の計算
バイナリーオプションが向いている人、不向きな人
バイナリーに向いている人を、以下3つの項目にわけて紹介します。
- 資金管理ができる
- 資金にある程度余裕がある
- 簡単なチャート分析などができる
順番に説明します。
自分にあてはまっているのかを確認してみてください。
資金管理ができる人
ひとつめは資金管理ができることです。
資金管理とは リスク管理 ともいいます。
具体的にはどれくらい損失を許容できるのかを決めます。そして目標とする収益金額も決めておきましょう。
つまり1万円でトレードした場合、1,000円の含み損が出た時点で損切りして次のトレードにうつります。
資金管理をすることで、大きな損失が出るのを防ぎ、トレードを長くできるようにします。
しかし、資金管理は勝てるトレードルールがあってこそなので、まずはチャート分析から始めて見ましょう。
資金にある程度余裕がある
資金に余裕がある ことは投資をやる上で非常に重要です。せめて、生活に必要な資金はトレードに使わないでおきましょう。
なぜなら、先ほども言ったように自身のメンタルに影響するからです。たとえ勝てるトレードルールがあったとしても、メンタルが安定していないとまもれません。
簡単なチャート分析などができる
バイナリーオプションが向いている人の3つ目の条件は チャートが分析 できることです。
なぜなら、チャートが分析できないと、勝率が上がらないからです。損益分岐点は必ず50%以上ですので、適当にエントリーして勝てる可能性は低いです。
また、一時的に勝てたとしても必ずしも続くものではありません。トレードで生活の足しになるようなお金を安定して得るためには、必ずチャート分析のスキルが必要です。
そして、自分なりの勝てるトレードルールをつくれると、長い期間で利益を出せるようにかります。
バイナリーオプションで勝ち続けるには業者選びが重要
バイナリーオプションで勝ち続けるには、業者選びが重要です。代表的な各業者のペイアウト率を、以下の表で比較します。
口座名 | ペイアウト率 |
---|---|
ハイローオーストラリア | 1.77~2.00倍 |
ザオプション | 1.85~2.20倍 |
ソニックオプション | 1.76~2.02倍 |
トレード200 | 1.76~2.00倍 |
ファイブスターズマーケッツ | 1.50~1.80倍 |
ハイローオーストラリアのペイアウト率は上限だけでなく下限も 最高水準 ですので、常に効率の良いトレードが実現できます。
なので損益分岐点も低く初心者でも利益が出やすい口座と言えます。
またペイアウト率が高いことは、長期間トレードするにあたっても非常に重要です。
そして、ハイローオーストラリアは以下のような長所があることで有名。
- 安全性が高い
- 入出金がスムーズ
- ペイアウト率は最高水準
- オーストラリアの金融ライセンスを所持
ハイローオーストラリアは利益が出やすいだけでなく、 安全面 でも信頼できる口座です。
ハイローオーストラリアの入出金は他の口座と比べても、非常にスムーズです。利益を出しすぎると口座の凍結はありますが、他の口座よりも基準はゆるめ。
海外の業者で不安もあるかもしれませんが、日本の業者よりも勝ちやすい条件を提供してくれています。
まとめ
BOは未来のレートを予想するトレードです。勝率を上げるためには、チャート分析が必須です。そして、資金管理もあわせて、自分なりの勝てるトレードルールをつくってみてください。バイナリーオプションを始める場合、以下の3項目は最低限必要です。
- 資金管理ができること
- 資金にある程度余裕がある
- 簡単なチャート分析ができる
また、バイナリーオプションの業者に関しては海外ではありますが、僕自身も利用しているハイローオーストラリアといおう海外の業者がおすすめです。
海外で不安に思う人もいると思いますが、安全面やペイアウト率等、利用者にとって多くのメリットがある業者で、出金なども滞りなく行ってくれる業者です。もちろん最初から現金を投じるのは怖いですので、実践の前にハイローオーストラリアの デモトレード からはじめてみてください。